2010UJ12月号SBR感想 『#65 新たな世界』

| 2011.03. 4 (Fri) 2:12 AM | [SBR感想] | ←前■TOP■次→ |
Hello, Brand-new World.

 

前回まで
別次元からジャイロを連れて来る事を条件に命乞いをする裏で、虎視眈々とジョニィ抹殺の機会をうかがっていた大統領。しかし、それを見抜き、ジョニィが放った最後の爪弾が、ヴァレンタインの野望に、ついに終止符を打った…!

表紙

スロー・ダンサーの背に跨るルーシーとジョニィ。微妙な距離感が、妙な距離感。人妻と、下半身不随から回復した男女の距離感。



本編

失った代償が大きすぎたものの、目的であった遺体を回収するジョニィ。ちょっと遠めのところで抱き合うスティール夫妻を見る目が、「あいつらマジウゼェ」なのは気のせいですきっと。
ところでスティーブン氏、いい加減失血死するんじゃあないかと思ってたんだけど、どうやらクリームスターターで傷の手当をした模様。肉スプレーマジ便利。素材となる肉をどこからとってきたかは想像しないでおこう。


ヴァレンタイン大統領とは決着が着き、ルーシーの身は安全になった事を事務的に告げるジョニィ。不随だった下半身も徐々にその感覚を取り戻している様子。このことも「徐々に」とはいえ劇的な事なのだけど、それ以上に劇的な事がたくさん起こっていたという対比か。ふと周囲を見やると、ポコロコ、ノリスケ、バーバ・ヤーガのSBRレース先頭集団のご一行様が疾走中。こいつらはいつも、我々にこのマンガがレースマンガだって事を思い出させてくれる。。。 コイツらにも、ジャイロやジョニィみたいな友情が芽生えてたりするのかなあ。スデにバンド結成済みだったりしてな。黒人奴隷とジャップじいちゃんとロシアの軍人ユニット…まさに誰得ユニット。


遂に終盤を迎えたSBRレースを振り返り、それぞれ当初の思惑とは違う結末に向かって動き出す中、ジョニィはジャイロの遺体を捜すことを決意。そして、彼の遺志であった無実の少年マルコを恩赦で救い、ジャイロがどんなレースをしたのかを彼の祖国と彼の父親に伝えると誓うジョニィ。それがジャイロへの、感謝と義務だと。

そんな決意も新たに、まずはジャイロの遺体の捜索へと移るのですが、ふと違和感。



さっき毛布で縛ったはずの『遺体』が消えた!


もう敵もいないものだと油断してけっこうのん気してたジョジョも、この「まだ敵がいる」状況にはピリピリモード再発動。
手掛かりは『馬の足跡』、でも『足音どころか気配さえなかった』。そして、『すごく知っている足跡』…
犯人は、「レースの参加者」の中にいる誰か。ここにきて、SBRレース序盤戦を彷彿とさせるミステリー…!

レース参加者という縛りで言えば、先ほど通過していったトップグループトリオがまず怪しい。ポコロコはともかく、ノリスケの能力はいまだ不明であるし、バーバ・ヤーガに至っては能力者かどうかすら不明。

だがしかし、こと『遺体』に関して言えば、長時間体内に宿し能力を獲得、それを巡る争いに常に関わりながらたくさんのものを失ってきたジョニィが決着を着けねばならないもの。その必要性に関わらず、ジョニィとジャイロが通ってきたSBRレースそのものである『遺体』だけは、このジョジョが決着を着けるのです。断じて横から掻っ攫っていった第三者などではない…!


ジャイロの遺体捜索とヴァルキリーをルーシーに託し追跡を開始するジョニィ。そこへスティーブンからの追加情報が。用意周到な大統領は、遺体収集が完了した暁に、安全にそれを保管できるようシェルターをマンハッタン島の地下に建設していたという。大統領が安全と定めたシェルター。その頑強さは窺い知れるというもの。そのシェルターへ遺体強奪者も向かっていると推測するスティーブンですが、それは可能性としてはあるけど100%じゃあない気もするよ? ともあれシェルターに逃げ込まれる事だけは避けたいところ。シェルターはSBRレースゴール地点でもあり、ここにFainal STAGEが幕を開けた――!!




『THE Final STAGE』 -マンハッタン・ラプソディ-


8th.STAGE ゴール(ニュージャージー州ユニオン・ビーチ)

the (Final) 9th.STAGE (ニューヨーク州 マンハッタン トリニティ教会)

走行距離15km
推定走行時間30分
参加者数45名


(作中の尺的に)長かった「ボース・サイド・ナウ」。振り返ればコミックス16巻から延々やってました。話数にして29話。2年半弱やっとりました。遂に最終ステージです。舞台は1st.STAGEと同じ15kmの短距離決戦。もうタイムボーナスとかどうなってんのかものすごくうろ覚えですが、ここまできたら入着順で決まるでしょう。
そして久々のSBRレース名物実況。この実況は相変わらず燃えますね!サンディエゴ!ニューヨーク!どうでもいいけど、「塊ボール」ってなんだよww

9th.STAGEは8th.STAGEのゴールであるランタン湾から船で海を渡り、タイム順にスタートを開始する模様。てえことは、全員8th.STAGE終えるまで船で渡らないって事なのかな? でもそれだとジョニィの追跡が簡単になりそうだなあ。入線順に渡海する場合は船の故障とかトラブルが即命取りになりそうで怖い。その辺どうしてるんでしょうかね。


「おお~~~っと待ってください!」
「ここで何と『バーバ・ヤーガ』が走行をやめました!」




な、なんだってーーッ!


「馬の脚が負傷していますッ!走行が出来ないッ!『バーバ・ヤーガ』が走るのをやめていますッ!」
「馬の脚が負傷していますッ!」
「ゴール直前の闇夜での悪路の行軍が馬に負傷させてしまった模様ですッ!」

「灼熱の砂漠を耐え忍び!
ロッキー山脈に立ち向かいッ!
大草原と氷の湖を超えッ
いくつもの河を渡って来たッ!」
「そのバーバ・ヤーガが大西洋を目の前にして なんと走行中止!」
「鞍をおろしますッ」
「『バーバ・ヤーガ』リタイヤッ!」



トップ集団トリオの一角であり、ミステリーに包まれていたあのバーバ・ヤーガが、その強さの秘密も何も明らかにせずここでリタイヤとはッ! 誰だ、バーバ・ヤーガが怪しいとか言ってたヤツは! まったく! すまねえ!
それにしても大人な終幕だぜバーバ・ヤーガさん。残念だがここまでか…って感じの。クールだぜ。スマートだぜ。ヒュー。




実況さんはバーバ・ヤーガさんいじめるの、そこまでにしてあげてください。


ビックリしましたが、レースは続きます。状況としては海に着く前のようなので、まだ8th.STAGEのようですね。ポコロコ、ノリスケの足跡を観察しながら遺体の傍にあったものと照合していくジョニィ。それは、ポコロコでもノリスケでもなかった。でもすごく知っている足跡。情報が足跡だけなので、蹄鉄取り替えればすむ話なんですけどね。ていうか、そんな序盤の蹄鉄をまだ使ってるとも思えないのだけど。

そうこうしているうちに、追跡している足跡を持つ参加者を発見。しかし曲がり角の先で何故かフェンスを越えた向こう側に。よく知っている足跡で、大統領のシェルターの事を知っていて、サイレント馬術を持っている人物。ぱっと思いつく中では2人いる気がするけど、どっちも死んでるんだよなあ。Dioさまとマウンテン・ティム。どっちの能力でもとりあえずフェンスは超えられる。

爪弾でフェンスを破って追跡するジョニィ。さりげなくタスクがAct.2にグレードダウンしてやがる…。しかしこのジョニィ、「まだ推定無罪だが 爪弾の『射程』に入ったなら即!始末してやる…」とか言ってて怖いわぁー危ないわぁー。


その宣言通り、射程に入ったとたん射撃体勢に移ったジョニィ。ひょっとして、弾痕追尾弾が撃てるからAct.2にダウンさせたのか…ジョニィ、恐ろしい子…!

殺る気まんまんなジョニィでしたが、そんなジョニィをあざ笑うかのように忽然と姿を消すターゲット。足跡までもが途中で途切れ、いったい何が。。。まさか


『運命の車輪』!?






ではなく、


この星型の流星はッ!






まさかの!




Dioさま!!?




さらにまさかの!




 『THE WORLD』オレだけの時間だぜ




そしてチェックメイト!!






冒頭アオリの「Hello, Brand-new World.」
なるほど、ダブルミーニングだったのか……!

まさかって感じだがグッときたところで、To be continued!!!

穴から出てきたDioさま

真っ二つになったDioさまがまさかの復活。まあ、1部でも縦に真っ二つになったけど復活してたし、踏襲してるといえば踏襲してるのかしら。だけども、まさかザ・ワールド完備とは驚きですぜ。
ルーシーの分析によると、Dioさまは大統領がいた穴から出てきた模様。別次元からの来訪者って事らしいけど、いったいどうやって来たのかが問題です。

①大統領が連行してきていた。
②時間停止能力の延長で次元干渉
③きれいなザ・ワールドにふかのうはない

さあ、どれ!?

出典) 『STEEL BALL RUN』 荒木飛呂彦/ウルトラジャンプ・集英社

ブラボー…おお…ブラボー! 最初ブラボタンにしようと思ったけど、なんかやらしいからやめたんだぜ

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