レビューバトン「華と修羅」 #19 意地

| 2010.11. 7 (Sun) 4:04 AM | [漫画領域] | ←前■TOP■次→ |

くず鉄作りの海のくろがねさんからバトンをもらいましたよ。ヤングジャンプで連載されている『華と修羅』のレビューバトンだそうです。YJといえば、ジョジョファンならばまず迫先生の嘘喰いが想起されて、あとハチワンとかべしゃりとかメイデンとか、ああカウンタックもやってるのか、まだやってたのか、みたいな感じで。ぱらぱらっとめくると、タフが載ってる雑誌だったんですね。学生の頃、ゲーセンのバイトしてる時によく捨ててあって読んでたなあ、という程度のYJ知識しかないこのぼくが『華と修羅』レビュー。
そんなのできるのかなと思っておると、くろがねさんたら「ツッコミどころの多い作品だから大丈夫ですよー、廻ってる方でも結構読んでない人多いですし自由になんでもアリなのでー」とおっしゃるからやってみることにしました。バトン廻ってる方々見て、ちょっと、いや大層ビビッたのはひみつです。これ、LOGIC&MATRIXの遊星さん発なのですかよー。面識はございませんが、ぼくがテキスト系おもしろサイトにはまったキッカケでしたね。入り口はかSFC版ジョジョの感想。イエスコブラチーム。
そんなL&M発祥で、架神さんマルコさんも紡がれているこのバトン。774さんとかムーさんとか見知った方も書かれているのですが、本編にはあんまし関係ないレビュー(?)がいちいちハイスペックでハードルあがってる気がしなくもない。とるに足らないこのぼくですが、繋がせていただきます。コミックス1巻を買ったので、まずはおさらいから…

時は大正――
先の明治の世にて国民皆平等と謳われはしたが…
現実には政界・財界を牛耳る特権階級の存在があった――

それが華族と呼ばれた者たちである!!

 

 

もし、大正ゴシックサーガがロマンホラー!深紅の秘伝説だったら
「ジョジョでわかる 『華と修羅』レビュー」

【あらすじ】

物語の主人公・慎太郎は華族・唐房家の子息ではあるが妾腹の三男坊。実母・タエは女中として仕えていたが家中の立場もあり慎ましく過ごしていた。


<三男・慎太郎(20)>

ぼくは三男の慎太郎。百合子お嬢様に顔より先に陰部を見せたのは、本当の紳士をめざしているからだ!


<貴島百合子>

まあ、慎太郎さまったらいけないひとっ!

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唐房家・長兄の新は父と親交の深い政治家の娘である百合子に接近する。次兄・美彦も百合子の美しさに昂ぶりを抑えきれずにいたが新が狙っていると知って自重を余儀なくされた。


<長男・新(25)>

ぼくは一番が好きだナンバー1だ!利用できるものは何でも利用してやるッ!



<次男・美彦(22)>



女中とヤって昂ぶりを鎮める美彦様

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そんなある日、父・毅の事業の影響で失業した男が暴漢として唐房家に武器を携え侵入、タエが人質として捕らえられてしまう。


<暴漢>

このカスが…激こうするんじゃあない……早く毅を連れてくるんだ…!


華族の面目といち女中の命。強行手段に出ようとする兄たちを制し、ひとり暴漢と対峙する慎太郎。見事救出に成功するが…


<慎太郎の母・タエ>



暴漢が隠し持っていた刃物でタエは背中から一突きにされてしまったのだ。



勝てばよかろうなのだァーーッ!


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今わの際に息子慎太郎に爵位を継げと言い遺しこと切れたタエ。母の死を軽く扱う父に対しても憤りをぶつける慎太郎であった。






この上ないスピーディーさで母の火葬が執り行われた後、雨の中に佇む慎太郎。そこへ事件に巻き込まれ、その渦中で慎太郎の誠実さを見ていた百合子お嬢様が慎太郎に声をかける。どうしようもない無力感と喪失感のなかにいた慎太郎は、ただひとり認めてくれた百合子お嬢様の一言に堰を切ったように号泣したのであった。







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一方、唐房家では俄かに動きがあった。父・毅が息子は三人、後継ぎはまだ決めていないが相応しければその誰にでもその可能性があると公言したからである。これを受けてか新は手籠めにしていた女中・真智子を用い、慎太郎を籠絡せんと仕向ける。ここに総資産3000億とも言われる唐房家の相続問題に波紋が浮かんだのである。


<女中・真智子>

実は慎太郎のことが好き


新とのベッドシーン(参考)




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そのようなことは露知らず、母の死に己の無力さに打ちひしがれていた慎太郎であったが死ぬこともできない。しょぼくれて帰宅するとそこでは事件が勃発していた。






父・毅が何者かに毒を盛られ倒れたのだ。一命は取りとめたものの、体調を崩し公務には復帰できない事態となってしまった。
毅のその後の経過も思わしくなく、そのような事態を受けて次期当主の座についての噂がどこからともなく立ち上っていた。当然のように、長兄の新がその座を引き継ぐであろうというもの。
そんな折、家令から毅の回復の時間を稼ぐため、慎太郎に後継者の一人として立ち上がって欲しいと告げられた。今回の事件で一番得をしたのは新であり、以前より新の野心家ぶりを快く思っていなかった毅の意を汲んでの進言であった。


<唐房家家令>

あえて…あえて無礼を覚悟でひと言……言わせていただきます




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戸惑う慎太郎であったが、その背後で新の侵略は着々と進んでいた。
己の野心のため、政治家というコネクションを新個人で獲得するために議員の父を持つ百合子お嬢様を篭絡せんとする新。家同士の政略を進めると共に力ずくで百合子の唇までも奪った新の企みは進展の一途を辿っていた。






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そんな折、毎年唐房家が催している日露の戦勝祝いの夜会の時期が訪れた。これを期に母・清音と長兄・新が強硬手段に出る。病床の父に対し隠居を迫り唐房家の後継に新を当主とする事を迫ったのだ。


注:あくまで爵服です
そ、それは爵服! 何ゆえ兄上が 兄上が爵服を召しているのです!


そしてそのまま夜会の席で爵位の継承と百合子との婚約を宣言する。いよいよ新による唐房家掌握が成されようとしていた。






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一方、華やかな夜会の裏に潜むおぞましさを目の当たりにし、現状を嘆きつつ病床の父を見舞う慎太郎は、そこで父に告げられる。


  見るは華でも住むは修羅      覚悟無き者は食われるのみ



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父は、そんな悪鬼羅刹が潜む世界から家を守っていたのだった。厳格さもタエに対する態度もそれ故であった事を知る慎太郎。
母の思い、父の覚悟、百合子の行く末を想い、華族の世界で根を張り幹を伸ばし立派な華となる事を誓ったのでした。



ぼくは父を守るッ!唐房家を守るッ!




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ここまでがコミックス1巻のあらすじでした。
以上をふまえて、ここから10話すっとばした地点である「華と修羅  #19 意地」の感想。




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/    (●)  (●) \  慎太郎が真相と解毒剤を求めて
|       (__人__)    |          食屍鬼街いくだろJK(ジョジョ的に考えて)
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(  \ / _ノ |  |
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/    (●)  (●) \    とすると・・・・・
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/    (●)  (●) \    コイツがスピードワゴンで…
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(  \ / _ノ |  |
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/    (●)  (●) \    おせっかいやき?
|  U    (__人__)    |      (なぜリンゴなんだ…しかもこれがウワサのコピーてヤツじゃ…)
/     ∩ノ ⊃  /
(  \ / _ノ |  |
.\ “  /__|  |  
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       / \  /\ キリッ
.     / (ー)  (ー)\    ということは、次週あたりは唐房家に戻って
    /   ⌒(__人__)⌒ \      追い詰められた新が人間をやめるんですね
    |      |r┬-|    |
     \     `ー'´   /
    ノ            \     間違いない。こりゃあ楽しみだ。
  /´               ヽ
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 ヽ    -一''''''"~~``'ー--、   -一'''''''ー-、.
  ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) )  (⌒_(⌒)⌒)⌒))





                 ∩_
               〈〈〈 ヽ
       ____   〈⊃  }  というわけで、黒鈴レビューはこれにて終わりです。
      /⌒  ⌒\   |   |   次回は日々是好日 天からカジメ!のKAJIMEさんにお願いしたいと思います。
    /( >)  (●)\  !   !   
   / :::::⌒(__人__)⌒:::::\|   l  KAJIMEさんとこでは「華と修羅」の全レビューをされているので
   |     |r┬-|       |  /  ジョジョわからなくて掴めなかった方にもオススメです。
   \     ` ー'´     //   
   / __        /     ではでは、ミラバケッサ!
   (___)      /     





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    |     |r┬-|           /─    ─  .\    っていうかどこまで廻るんだろうねコレ
.    |     `ー'´}  \      / (●) (●)    \  応援の為に始まったのに最終的には廻らなくなってきて
.    ヽ        }     \    ...|   (__人__)       |  連載早く終わんねーかなーなんて流れになったら…
     ヽ     ノ       \   \   ` ⌒´     _/    
     /    く. \      \  ノ           \     まあ、どこまでいくかも興味深いね
     |     \  \    (⌒二              |
      |    |ヽ、二⌒)、      \         |  |

ブラボー…おお…ブラボー! 最初ブラボタンにしようと思ったけど、なんかやらしいからやめたんだぜ

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コメント

レビューの為に単行本を買って来る黒鈴さんの行動に僕は敬意を表するッ!

一応『華と修羅』は第一話から読んでますけど、やっぱりジョジョ第一部を髣髴とさせられますよね。
逆に言えば第一部が昼ドラっぽいと言う事が出来ますが。

後、美彦様のイメージ画像はガチ。

こんにちは越後屋さん。
レス滞っててさーせんです。


コミックス買ったのはおおまかなあらすじが知りたかったからなんですが、結果として大いに利用できたので良かったですよ。結構書きにくい回だったので、思い切ってあらすじメインにしてみたんですが、これもアリでしたね。

まあなんてーか、キスシーンのところでファントムブラッドと被せられると思い、そこからいろいろ肉付けしてったんですが、結構捻れて楽しかったです。大統領閃いた時はしめたと思いましたよ。すげえ絡めにくかったけどww


ファントムブラッドと似ている理由が、越後屋さんの指摘にある「昼ドラ」っぽいというのは、実に的を射ていると思います。単純に直結させてて、繋いでいるファクターに気づきもしませんでしたわー。