[無限の住人]第一話『罪人』

| 2008.07.29 (Tue) 1:01 AM | [アニメ, [無限の住人] | ←前■TOP■次→ |

第一話『罪人』

汝、汝の運命を泣け(吐鉤群)


 

 

 

 

無限の住人がAT-Xでアニメ化。原作読み始めたのは何時だったっけなあ。ものすごく昔のような気がします。それゆえに、最初の頃の話とかすっかり忘れてて、原作読んでる身なのにアニメとの違いとかよくわかりませんよ。今度、実家帰ったときに読み返そう。とりあえず、感想2週間遅れでサーセン…orn。二話目もSBRの後でやってみます。

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第1話 『罪人』


 

そんなうろ覚えの中で違うっぽいのは、いきなり吐鉤群とか出てきてるあたりでしょうか。百淋姉も最後に出てきてたしその辺は圧縮気味なのかも。ひょっとしたら原作でもそうだったのかもしれないけど、何せチンタラ長々とやってるお話なので時間の尺がよくわからなくなってます。おお、なんというメタ無限の住人ww。無骸流は比較的新しいというぼくの印象なので、たぶん圧縮されているんだと思うな。

第一話は、万次の生い立ち描写。牧師(賞金稼ぎ)に懺悔をして万次の過去(事の発端)、そして現在置かれている状況(追われる身)を説明くさくせずに解説してるのは、やっぱしいい感じです。万次の不死性まで描かれているから、このAパート観ただけであらかた万次の事は掴めるんじゃないかな。
八百比丘尼も登場し、不死性が血仙蟲のモノである事なんかを仄かに示唆して、メインテーマぽくもある、責任の取り方とか過去の清算とはとか、重め(っぽい)話に触れてました。謎のままにしておく部分と視聴者に明らかにする部分をごく自然に会話の中でごく自然に済ませてるのが、ワザとらしくなくて良いです。

ここらへんでAパート終了。アイキャッチもカッコ良かった。

Bパートは色々とめまぐるしい。Aパートで現状を伝えて、Bパートではこれから万次の進むべき方向を明確にした感じでしょうか。妹として養っていた町の過去と悲劇。もう何が悲劇なのかよくわからんくなるくらいの罪の連鎖なのだけど、万次にとって罪滅ぼしの方法はやはり剣のほかになかった。殺し以外の解決方法を望んでいた万次だけど、結局町を犠牲にしてしまい、ハンパな甘えはさらなる悲劇を生むと思い知らされてしまった感じ。

その結果、万次は「百人斬りの償いに、俺ァこれから残りの人生を賭けて千人の悪党を斬る」事を所信表明。極論かもしれないけど、生死の輪から外れた万次の立場からすれば、なんかわかる気もする。この場合、善悪の判断が難しいところだけど、それについては苦い思いをした事がある(というか、現状こうなってる原因)万次なので慎重にやるのでしょう。その判断の難しさも含めての決意表明と受け取った!
それにしても、彼岸花の演出とか如何にも和風で雰囲気グッド。そして着流し和服がエロイ。締めるとこ締めてはだけさせるとこははだける。やっぱり和服エロスの一面は首筋、鎖骨、柔肩シルエットですよねー。セキレイに聞かせてあげたい。そんな和風には三味線のような音も合うのだけど、何故かロックも合うというふしぎ。音楽に気合が入ってるように見えました。

アクションシーンは演出スタッフに殺陣師が入っているだけあってめっさカッコいいし本格的。キテレツ武器オンパレードなのも一味買ってそうです。こんなキテレツ武器ばっかで殺陣師さんタイヘンだったんじゃなかろうかw。ある種の凄惨さはなくなってるのだけど、それはアニメ作品である以上仕方ないか。
このネオ時代劇は基本的にキテレツ武器での戦闘がメイン。町の旦那・斉藤辰政も一介の同心なのに双身刀と使うというキテレツぶり。町に絡んできたゴロツキも十手刀の二刀流とかさすがです。万次は敵から奪った獲物をゲットしていくから、もはやさながら暗器使いですよ。これからもどんどん素敵になってく事でしょう。そんな戦いなのに本格的に見えるのは、やっぱり殺陣師さんのおかげなのでしょう。
今回のアクションシーンは夜中心だったのだけど、残閃を赤くしたりして見にくいという事がまるでなかったのは結構スゴイ。月光の薄明かり加減もステキでした。

最後の方に百淋姉が登場。エンド直前に再び凛ちゃんも登場。来週はいよいよ浅野家の話っぽい。天津さん含めて楽しみです。



OP:枕草子「赤いウサギ」/ ED:GRAPEVINE「wants」

最後になってしまったけど、オープニングとエンディングもクオリティ高かったです。エログロバイオレンスでもあったけれど。全体的にダーク時代劇なんだけど、音は現代調。映像にはOP、ED共に現代のビル群のカットが入るんだけど、これは永遠を生きる「無限の住人」を意識してんだろうなあと思いました。ガチ時代劇風でもいいと思うけど、こういうのもアリですね。なんせネオ時代劇ですし。オープニングで暴れまくってる乙橘槇絵がなんつーかもう鬼神のごとき強さでしかも格ゲーぽくて、こりゃホントに格ゲー化を期待したくなりましたよ。でもきっと使うのは吐とかだと思う。いやしかし槇絵も捨てがたいか…。意表を突いて、人斬り浅井とかもいいかもしれん。こうして見ると実にゲーム向きのキャラが多いなあ。夷作とか投げ系もいるし、凶や憧亜なんかも良さそう。偽一や百淋とか遠距離系もいるし、尸良は使う人多そう。やべえ、オラワクワクしてきたぞwww。
思わず脱線してしまったけど、オープニングには仕掛けが結構ありそうでした。凛が駆け寄った侍が吐で、凛が燎(ぽい娘)になっちゃうとか、凛がチューしてるシルエットとか、気になるところが盛りだくさん!楽しみになってきやがったぜ。



声優陣はというと、万次役の関さんはさすが。渋い関さんもイイ。今回こっきりだけど町役の坂本真綾さんも良かったし、天津やちょっとしか声聞けなかった凛など、今回聞けた分の中では違和感を感じる事はなかったですね。ただ、キャストを見る限り、江原正士さんの黒衣鯖人とかどうなんだろう。三木眞一郎さんの尸良ってのも想像出来ないな…。あと、一番期待してるキャラの乙橘槇絵役が能登麻美子さんって、イメージ大丈夫だろか。ボソボソの中にも凛としたものが感じのイメージなのだけど、大丈夫だろうか。やたらと可愛くなっちゃったりしないだろうか。わからない人のために申し上げておくと、長門みたいな感じの無口系の鬱キャラです、槇絵たんは(端的に言ってますw)。でも超強いという。これで可愛くなっちゃうと、それこそ消失長門になっちまう。個人的には、名塚佳織さんあたりが良かったんじゃないかと。ええ、ただのファンだったりしますw。真剣に考えてみると、誰がいいだろう。桑島法子さんあたり??

スタッフに関してもまたさすがの一言。監督、構成ともにキッチリまとめてくる事は間違いなさそう。ある程度オリジナル展開で進んでもまったく安心できる。制作を請け負ったBeeTrainは真下監督と現P.A.WORKS社長の堀川氏が立ち上げた会社。流れとしてはタツノコ→プロダクションI.Gという血統書付き。今調べてわかったのだけど、爆れつハンターとか無責任艦長タイラー作った人なのかー。中高生くらいのころ、この人の関連作品、ものすごく良く見てたんじゃないかひょっとして。こりゃーMADLAXも見ないとなあ。

『無限の住人』
監督
真下耕一
シリーズ構成
川崎ヒロユキ
キャラクターデザイン
山下喜光
得物デザイン
肥塚正史
色彩設計
小島真喜子
美術監督
海野よしみ
撮影監督
五十嵐慎一
斎藤仁
音楽
大谷幸
音響監督
なかのとおる
CV
[万次] 関智一
[浅野凛] 佐藤利奈
[町] 坂本真綾
[天津影久] 野島裕史
[黒衣鯖人] 江原正士
[凶戴斗] 中井和哉
[閑馬永空] 小西克幸
[乙橘槇絵] 能登麻美子
[吐鉤群] 菅生隆之
[八百比丘尼] 京田尚子
アニメーション制作
BeeTrain

ブラボー…おお…ブラボー! 最初ブラボタンにしようと思ったけど、なんかやらしいからやめたんだぜ

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