2008UJ08月号SBR感想 『#39 真の力(3)』

| 2008.07.31 (Thu) 11:30 PM | [SBR感想] | ←前■TOP■次→ |

交錯する思惑…

不可避の激突――!!

 

前号まで
大統領のもとに潜入するも、遂に正体がバレたルーシーは、何と遺体の最後のパーツ「頭部」を懐胎してしまう…!一方、ウェカピポはスティール氏救出に成功し、ルーシー救出へ向かう。遺体争奪戦、そしてレースは遂に最終局面へ…ッ!!




最終決戦を前にして、各キャラの現状把握とおさらいです。バラバラに動いていたキャラクターたちが今話から集結してくるので、クライマックス前の状況整理をしてくれるのはありがたい。紹介対象は主に、遺体争奪戦線に絡んでいる方々。ポコロコやノリスケといったレース方面のキャラはひとまず保留です。で、そのキャラ紹介を見てて思ったのだけど、若妻ルーシー(14)がマタニティで妖艶さに拍車がかかってたり、大統領があの顔で実は50近くて、「50といえば じじい!ゴクリ…だよん ふつう」という事で波紋使いである可能性が出てきたり、ホット・パンツもちらっと居るので復帰に期待せずにはいられなかったりと気になるところもりだくさんです。そしてどうでもいいけど、スティール氏&ウェカピポの絵面が気になりましたよ。どう見ても、ウェカピポが暗殺者です。本当にありがとうございました。


ミッションコンプリート…!


場面変わってDioを追跡中のジャイロ&ジョニィ。いきなり馬糞舐めてます。このとき、ジャイロが「レロレロレラ」とか言ってるんで、ひょっとしてここでまさかのチーズの歌?スカトロバンド結成!?かと思ったけど全然違いました。ウンコ舐めて馬の判別をするジャイロ。馬の個体判断が出来ているという事は、一番最初どっかでシルバーバレットのウンチョスを覚えるために舐めたという事。そこまでしますか。ていうか、この人たち、足跡とかウンチョスからえらいたくさんの情報を当然のように得てますけど、ちょっとスゴいよね。SBRレースで上位にいる難しさを物語ってる気がします。それにしても、ウンコ喰う事で覚悟を示す描写って、なにげにしばしばジョジョで出てきますね。確かに覚悟を感じるけども。スゴ味も感じるけども。

遺体への手掛かり・左眼球を持つDioを追うジョニィとジャイロ。追跡の途中で、自分たちの他にもDioを追う者がいる事を足跡から察知するジョニィ。Dioを追っているのは大統領の刺客?ターゲットであるDioを目視するジョニィたち。それを追って現れたのはウェカピポ!ウェカピポはルーシーを守るために、ルーシーが今、大統領夫人になっている事を知ったDioを追っていたのです。専守防衛?何それ、攻撃は最大の防御なりですよ。ていうかコイツ、ケガはどうしたんだ。やっぱ鉄球のPOWERで何とかなっちゃったのか。それはそうと、都合よく出現した強力な味方と共に鉄球と鉄球で狙うはハサミ撃ちだぜ!意気揚揚と殴り込みをかけようとするジャイロに対し、ハッキリと確認したい事があるんだが、と言うジョニィ。なんだなんだ、昔勘ぐってたDioとの関係なんて気のせいだぜ。もしあったとしても過去の話だぜ、だからさっさとブチのめしに行こう、なんて事をジャイロが思ったかどうかはわかりませんけど、ジョニィの確認したい事は別でした。


ジョニィ:「ぼくはヤツを「撃つ」つもりでいるが」


さすがは漆黒の意志持ちのジョニィ。字面だけだと殺意はそれほど感じられないのですが、遠い眼の彼が言うと「殺す以外ないね。マジそれしかありえないっす。まあ、まず撃つのはガチ。」ってくらいのスゴ味を感じてしまいます。とるにたらないジョニィはどこいっちゃったんだ!シビルウォーのエピソードで、ジョニィは目的すら捨てられる事を証明したからなあ。人間性をも捨てられるって書いてあるから、これは万物に対して躊躇がないって事なんだよね。シビルウォーの時に感じたけど、あれだけ遺体優先だったのにそれも捨て去る勢いを見せた事には正直戦慄を憶えました。ただでさえDioには兄貴絡みでも自身に対しても確執があるだけに、ジョニィの「躊躇のなさ」には恐怖を感じます。覚悟と言えば聞こえはいいけど、ぶっ飛びすぎると非人間的な印象を受けてしまうよ。まあ、セリフだけみれば「ブチのめして左眼球部を奪う」とか言ってるジャイロも十分怖いんですけども。ハタから聞いたら、大層えげつないリンチですよ。

絶対に殺すな、と念を押すジャイロに対し、「人の怒りは増幅する……そんな 事が簡単に済めばいいがな…」を甘さを嘲笑するような眼で見るジョニィ。怒りの増幅。これは、ジョニィ自身のDioに対する憎悪の事でしょうか。このセリフから推察すれば、怒りで我を忘れ甘い事など言ってられない事態がこれからジャイロにも発生しそうな感じですね。ジャイロがそれほど怒る事って何だろう。。。僕には、ジャイロが納得しようとしている以上、ある程度理性的な行動しかイメージできません。ジョニィはジャイロの甘さを蔑視しているところがあるけれど、その甘さにいくらか助けられているんじゃないでしょうかね。「人殺しの目」になれてしまうジョニィは既に突き抜けてしまっている感もありますが、「絶対に殺すな」と言ってくれたり、「殺すつもりなんだけど」という確認ができる人がいる事で、人の域に留まっていられるのではないかな。この二人は補い合って生長しているのですしね。

さて、ジャイロがアタッカー、ジョニィがバックアップの陣形を取って建物の角で待ち伏せするジャイロ。ジャイロを双眼鏡で確認していると、ジャイロの離れた背後に馬が繋がれている事に気づくジョニィ。そして接近する巨大ヘアピン男。逆の角からはくるくる巻き毛のあのお方、ファニー大統領その人が!ハサミ討ちの形になっていたのは、ジャイロの方だぁーーッ!優雅に右手を翳した大統領立ち&スタンド全開バリバリで接近するファニー大統領。急展開の事態に危機感MAXになるジョニィなのだけど、ジャイロは今ひとつ認識していない様子。ジャイロの危機に、思わず絶叫しタスクで援護しようとするジョニィだが、そのジョニィの背後に忍び寄っていた影が!突然に、左頬に銃弾を受けるジョニィ。飛び散る鮮血。真に狙われていたのはジョニィだったァー!?ジョニィの安否、そしてジャイロの窮地がめっさ気になるところで、To be continued…!




はい、感想、また大変遅れちゃいました。発売日過ぎに足を運んでくださった方には、「ありがとうございます」と「ごめんなさい」のりょうほーを言わせて頂きます。発売日からもう10日以上経ってるの…!?月日が流れるのは本当に早いです。週間雑誌の感想書いてた時期があったなんて信じられないなあー(遠い目)。今月はエピソードが短めだった事もあり、いざ着手したらそんなに時間をかけずに出来ちゃいました。うーん、始めたらそんなかからないのだけど、取り掛かるまでが難儀なんですよね。まとまった時間とモチベーションの両立は、なかなかにレアだったりする。そんな中でも、書こうとする意思があればいつかは辿り着くので、まったりやっていきます。え?旬モノだからつべこべ言わずに早く書け?ウイごもっとも。来月こそは!(←毎月言ってる)


というわけで「真の力(3)」。今回は謎や気になる事柄が多かったですね。まず、Dioは何やってるのか。左眼球の引力を手がかりに遺体総取りを狙っているんでしょうか。現時点でDioがどこまで情報を得ているのかも気になるところですが、大統領が遺体の全てを持っている事やルーシーの頭部懐妊はまだ知らないでしょう。普通に大統領夫人に成りすましたルーシーを狙っているのか?うーん、いまひとつ掴めません。
次に大統領と謎の黒服男。ジャイロに接近していってましたが、ジャイロはけっこうのん気してました。黒服は初対面だからあまり気にかけない様子でも不思議ではありませんが、大統領の接近はわかりそうなものです。大統領は別に隠そうともしてませんからね。ジャイロが普通に気づいてない線もあるかもですが、それはかなりマヌケなのでナイと信じましょう。(頼むよジャイロ!)
そうすると、まるで差し迫った今の状況が見えていないかのような表情が謎。画から察すると、ジョニィの発する絶叫は聞こえるけどその意味がわからない、といった感じに見えます。ひょっとしたら大統領の姿はジョニィにしか見えないのでしょうか。床に沈んだ描写を「次元の狭間に潜り込む」能力としたなら、それを利用して接近中とか。ジョニィに見えるワケは、黄金タスクによるワームホール生成が可能になっているジョニィは僅かながら次元を移動できる存在になってるとか。自分でも何を言っているのかわからなくなってきたので当たらない予想はこのへんにしておきますが、何が起こってるんでしょうね!大統領と黒服男は幻術で、目下のところ、躊躇なく人を殺せるジョニィをひとまずの標的とし、彼の意識を逸らすための陽動という線もあるかも。
そしてラスト、ジョニィを撃った犯人は?シルエットが出てますが、あくまで謎人物フォーマットなのでフォルム等はヒントにならないでしょう。ヒントになるなら、ブーツに滑車(踵についてる歯車みたいなの。馬の腹をグリグリするためのものだけど、そういえばDioは英国人なのにアメリカスタイルの滑車使ってるな…)が付いてないのでDioという線はなくなるんですけどもねー。でもシルエット描写は参考外がデフォなのでヒントになならないかも。順当ならばそのDio様が最右翼でしょう。Dioが銃なんか使うかっていう違和感は拭いきれませんが、ジョニィが狙撃者を知っているっぽい事、そして意味深発言の「怒りの増幅」というキーワードある事で、ジョニィの死(被害)を前にして怒るジャイロという流れがあるような気がします。新キャラだともう手に負えないんですが、残りの可能性としては、冒頭の紹介に何故か入っていたホット・パンツがダークホース。HPならばジョニィの一言も納得ですよね。彼女ならクリームスターターでの攻撃をするかもしれませんが、あれは意外に即死力がないですからね。かかったら死ぬけど、即死はしないという意味で。あと紹介に出てたのはウェカピポなんですが、こいつが更に裏切ったら話としてはスゴい事になりますね。紹介に出てないけど生き残ってる敵キャラでは、ポコロコやノリスケか。こいつらはレースでの敵という位置付けだと思うので、あまりバトルには参入してきて欲しくはないですね。そういえば、イレブンマンズの最後の一人が生き残っていたっけ。あいつなら銃で攻撃するのもジョニィが知っているのも納得できます。今更感は漂いまくってますが!
さて、正解に近い答えはあるんでしょうか。ジョニィの安否は?大統領のスタンドの謎は?そして、ジョニィの言う「怒りの増幅」とは何なのか?来月号をドキドキしながら待つとしましょうか…!



【ジョジョの奇妙な冒険×ULTRA-VIOLENCE BRAND】

ついにウルトラジャンプでもULTRA-VIOLENCEのジョジョTシャツプレゼントが!モバコレ限定のはずだったエボニーデビルモデルやビームスの石仮面モデル、ピストルズポロシャツまでがプレゼントとして登場です。この中で持っていないのはビームスTシャツとピストルズ。懸賞出すならこの2つ…いや、ビームスTシャツ1択かな。

持っているので気に入っているのは、デス13、ウェザー、ヘヴンズドアー、チャリオッツレクイエム、エボニーデビルです。せっかくなんで、ひとつずつ感想を述べてみます。


■DEATH13



かなり何にでも合うので特にお気に入り。個人的にはフォーマルジャケットと合わせてます。ピョン吉のように飛び出してきそうなDEATH13がステキ!ラリホ~ッ!


■SILVER CHARIOT REQUIEM



レクイエムワールドぽく見えるかと思い、BLACKを選びました。デザイン的にも色合い的にもよろしい一品。コツ…コツ…


■KILLER QUEEN SHEER HEART ATTACK



胸から「コッチヲミロッ!」なTシャツ。インパクトは良いんだけど、集中線の部分がパキパキした素材で洗ったらポロポロ取れそうなのが怖いです。


■WEATHER REPORT



湧き立つようなウェザー・リポート。うっすら目なのがポイント高い。単品で着たい一品。


■EMPEROR



「メギャン!」なTシャツ。ネタにはなるけど、ちょっち、いやかなりハズかしくもある。


■EBONY DEVIL



着ると両肘を張りたくなるTシャツ。(エボニー・デビル!) なにげにカッコいいよコレ。分かる人も少なそうで、堂々と着てればきっとわからないと思う。たぶん。


■ISHIKAMEN



胸元に小さめに浮かぶ石仮面が特徴的。周りには飛沫が飛んでいる。


■JOJO ZOMBIES



レッド・ツェッペリン ゾンビver.で「血管針攻撃!」なTシャツ。完全なネタと思いきや、全体的なデザインとしてはまともなので遠目には全く目立たない。


■HEAVEN'S DOOR



ラメで浮かび上がるピンクダークの少年。このTシャツだけ背中にもデザインがあるよ。デザイン的にも一般で通じると思うのだけど、ジョジョ的に有名なのでなんだか少し恥ずかしい。アリだよねえ?大丈夫だよねえ?


■おまけ:STICKY FINGERS



ジッパーでほつれさせる事が出来るカットソー。薄さ、デザインともに、おたまブチャver.が一番使いやすいです。

出典) 『STEEL BALL RUN』 荒木飛呂彦/ウルトラジャンプ・集英社

ブラボー…おお…ブラボー! 最初ブラボタンにしようと思ったけど、なんかやらしいからやめたんだぜ

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