荒木先生講演会レポート ジョジョ立ちという現実と幻想の狭間の世界

| 2007.11.16 (Fri) 11:57 PM | [東北大&青学 荒木先生講演レポート, [荒木IZM] | ←前■TOP■次→ |

ジョジョ立ち!

ファンタジーがリアリティに近づくのがマンガなら、リアリティがファンタジーに近づくのがコレ!


荒木先生の講義が終わったところで次はなんとジョジョ立ちコーナー。しかも今日は「専門家」が来ているというッ!専門家!荒木先生にそんな呼び方をされるのは、ジョジョ立ちの創始者、荒木先生の25周年パーティにも呼ばれたあの人たちしかいないだろうッ!という事で、カジポンさんと鬼教官さん登場!荒木先生に紹介されての登場なんて、きっと本人たちも思っていなかったに違いありません。恐るべし、ネットの世界。迸るほど羨ましいけど、プレッシャーでもあるなコレは…!
ここからは進行はカジポンさん、鬼教官がジョジョ立ちしてそれに荒木先生がコメントするという黄金ステップで繰り広げられました。カジポンさんは大阪弁も相まって、トークが上手くてスバらしい。鬼教官はさすがにフォルムが美しい。それにしても、ジョジョ立ちに荒木先生がコメントするって、どういう事なんだぜ?!

詳しくはカジポンさんが運営する文芸ジャンキーパラダイスに掲載されると思うので、僕はダイジェストというか、僕なりの感想と共にまとめました。

ジョジョ立ちとは?

力強さとエレガントさ、正反対の要素を融合させた美に、人間讃歌を練りこんだ究極のポジティブアートである。(文芸ジャンキーパラダイス

 

Ver.1 レベル1
コミックス4巻 もはやお馴染みになってきてるこのポーズ。劇場版ジョジョの奇妙な冒険の限定チケットのデザインにもなってました。最近ではフィギュアになったりして、「ジョジョ立ち」を象徴するポーズになってきている気がします。このポーズはCMエキストラの時に課題になってたんで、かなり練習したなぁ…(笑)
 
■荒木先生のコメント
荒木先生(イメージ)
ファンタジーキてますよね(笑)
 
Ver.1 レベル2
コミックス8巻 ジョナサンくらい肩や首に筋肉があったら、ちょっと出来ないんじゃあないかって思うポーズ。年とってくると肩が上がらなくなってくるので指定レベル以上の困難さが伴います。なにげに指とかも難しいし。これもエキストラの時に課題になってて練習しました。腰のあたりがキツイんですよね。核融合起こさないといけないし(笑)。このポーズだけでなく全般に言える事ですが、ジョジョ立ちは足のつま先を内股にするとイイカンジになります。つーか、キツいカッコをするとそれっぽくなる。ラクだと多分キマってない(笑)
 
■荒木先生のコメント
荒木先生(イメージ)
驚異的な背筋が必要だよね。ヤバイっすよ。30代以上の人がやると危険です(笑) 
Ver.1 レベル3
コミックス13巻 背後にスタプラを出すつもりで行うこのポーズ。あまりやった事はないけど、ジョジョカルトクイズなどで選択肢3を示すポーズなので若干経験有り。簡単そうに見えて、実はエラく難しい。ジョジョ立ちって、出来てるつもりでも実はキマってない事が多いので、鏡を見ながら一度やってみる事をオススメしますよ。やっぱ頭でわかってても見ないと出来てないのがジョジョ立ちなんですよね(笑)
 
■荒木先生のコメント
荒木先生(イメージ)
これはレベル3じゃないっすよ。もっと上でもいい。特に手の角度が絶対できないです。 
Ver.1 レベル4
コミックス7巻 何が難しいかってーと左手の指の一点!人差し指はともかくとして、小指を動かすのは無理過ぎる。それなのに表情までキメなくてはいけないから手に負えません。手に必死の中、表情余裕の相対加減に核融合発生なのか(笑)
 
■荒木先生のコメント
荒木先生(イメージ)
(左手の指が難しいのだけど)僕はくっつくんですよ。手を反るっていうのは生命力の象徴なんですよ。年とってくるとダメなんですよ。骨が硬くなるから。だからJOJOの最初の方はそういうポーズが多いんですよ。考えないで描いてるんじゃないんですよ(笑) 

荒木先生、素で出来るみたい(; ・`д・´) 。マンガ家だし手品とか好きだから、指先の器用さは図抜けているのかしらん。
Ver.1 レベル5
コミックス5巻 ジョナサンとディオのコラボポーズ。このポーズには荒木先生も参加してレッツ・ジョジョ立ち。ディオを荒木先生が再現!なんという光景なんだ(; ・`д・´)
 
■荒木先生のコメント
荒木先生(イメージ)
(関係者の撮影班に対して恥ずかしそうに)カメラで撮るんすか(笑) 
Ver.1 レベル6
コミックス3巻 ジョナサンの腕がなんかおかしな事になってるこのポーズ。これも荒木先生が参加されてました。実にエレガントでした。
 
■荒木先生のコメント
荒木先生(イメージ)
実はこの原稿、編集部が紛失したんですよね。この世にないんですよ。あるとか言ってるんですけど(笑) 
Ver.1 レベル7
コミックス27巻 ポーズも然る事ながら、ディオ指と呼ばれる第一関節のみを曲げる手の形が重要。そして迸る悪のオーラ。とんがった靴が似合うか否かが成否の判断基準となるのかもしんない(笑)
 
■荒木先生のコメント
荒木先生(イメージ)
ディオは描いてて楽しいですね。金色と水色のコントラストは好きなんですよ。 
Ver.1 レベル8
コミックス51巻 ジョジョリンピックでは持久力、耐久種目に数えられる程、腹筋を要するこのナランチャ・ポーズ。しかし、荒木先生のポーズ解説から意外な事実が明らかにッ?!
 
■荒木先生のコメント
荒木先生(イメージ)
ナランチャはウノ・アランチャですね。一個のオレンジという意味の、ウノ・アランチャ→ウナランチャです。これ(絵)はベネツィアのビルから落下してるんですね。クチビルがとんがってて、セクシーですね。 

ナランチャの名前の由来にもビックリしたけど、まさかこのシーンは落下中のものだったとは(笑)。そう言われると、背後のエアロスミスもしっくり来ますね!それにしても、マンガの効果線の効果ってスゴいんだな。
Ver.1 レベル9
コミックス61巻 瞬間の美しさがあるこの表紙。倒れつつある椅子に寄りかかるジョルノにそのまま誘われてしまいそう。ケツを向けてると別の誘いをしてんのかとか思ったりもしますが、まあそれは専門の方にお任せしよう(笑)
 
■荒木先生のコメント
荒木先生(イメージ)
これは(椅子が)倒れる瞬間ですね。 
Ver.1 レベル10
コミックス6巻 ザ・空中停止。かなりの跳躍力がないと着地に失敗して大惨事という、さすがの最高難易度ポーズです。体の捻じりがポイントみたいです。
 
■荒木先生のコメント
荒木先生(イメージ)
捻じるんですよ。とにかく、螺旋ですから。生命の螺旋です。これ、腰も捻ってないとダメですよ。捻り、捻りで、螺旋ですから。(鬼教官を追い詰めるようにw)体が螺旋になってるんです。 
Ver.2 レベル1「アナスイ立ち」
アナスイ立ち 祝福しろポージング。顔が隠れているから恥ずかしがり屋さんにうってつけだそう(笑)。そういえば、Ver.1も顔を覆っていますね。そういう意味もあってレベル1なのか。集合写真の片隅でやってもOKというこのポーズ。周囲の人を無闇にビビらせる事がないという、ジョジョ立ちの中でもマイルドな部類みたい(笑)。でもセリフ付きのポーズなのにちょっと喋りにくいらしいです。
 
■荒木先生のコメント
荒木先生(イメージ)
アナスイもセクシーな男ですよね。→最後の方、絵が変わっててスミマセン…(笑) 

先生本人も気にしてたんですか…。僕はもうそんなの、全然気にしませんけどもね!
Ver.2 レベル2「ギャングスター立ち」
ギャングスター立ち スゴく好きでカッコイイポーズなんだけど、実際やってみるとそんなでもないと感じてるこのポーズ。服を引っ張ってるのがリアルだとヘンなのかな…。キラキラしないぜ(笑)
 
■荒木先生のコメント
荒木先生(イメージ)
見ろ、セクシー!て感じですね(笑) 
Ver.2 レベル3「花京院立ち」
花京院立ち 花京院のビビッドポーズ。効果線が上下に出ているこのポーズは鬼教官が自分の解釈を話していました。これは上下の動きがあるという事だから、花京院は「そうかな」と言うのに勢いつきすぎて軽くジャンプしてるんじゃないかという事でした。そうですね、僕もこのシーンには花京院の勢いを感じましたよ。「ズアッ!」て感じの。
 
Ver.2 レベル4「やれやれだぜ」
やれやれだぜ 第三部のゲームからのポーズ。やれやれだぜのポーズモチーフという事だけど、プッツンオラの発動ストップのポーズに似てると思いました。タンデム入力もこんなのじゃあなかったかな。
 
Ver.2 レベル5「ブラックモア立ち」
ブラックモア立ち SBRからの出典。ブラックモアさんは空中の雨粒を足場にしてるから足の形が右足爪先立ち、左足踵立ちなのだけど、これを地上でやるからこそのレベル5とみました。雨降ってるのに頭に傘をささないのが面白い。能力が理由なのだろうけど、それじゃ傘要らないよね(笑)。でも、デザイン的に傘はやっぱりなくっちゃダメ。
 
■荒木先生のコメント
荒木先生(イメージ)
髪の毛はまとめて前から出してます。 
Ver.2 レベル6「リゾット立ち」
リゾット立ち 暗殺チームリーダー、リゾット・ネエロ登場のシーン。Ver.1レベル2と同じく、腕を上げるのが相当ツライ。相当力が要るのだけど、そんな事を感じさせないフワリとした雰囲気を醸さなくてはいけないという、レベル6も納得なポージングです。
 
■荒木先生のコメント
荒木先生(イメージ)
ウチの奥さんはハチが嫌いなんですよ。ハチの模様が。黄色と黒の。それからこのズボンの色はきているんです。眼は黒の中に白い瞳があるように見えるんですけど、白いのは光です。だから、黒目が超デカイ人。ポルポもそう(笑) 

僕も超ニガテです、黄色のシマシマは。ハチはまだマシなのだけど、クモがダメです。子供の頃、木立を抜けた時に目前に出た(そしてブツかった)事がトラウマなんですが、あの黄色いシマシマには身の気がよだっちまうぜ。あの、おなかがプニプニなのもキモい。這いずり回るタイプより、網を張るタイプが苦手です。イトグモとかもイヤだぜー。
リゾットの瞳の秘密が明らかに!白黒逆転瞳は只者じゃない感が出ていてとてもよいと思っていたのですが、黒目がデカい人なんですか(笑)。どいういう事かっていうと、馬とか犬とか、そういう感じって事ですよね。それはかなりカワイイんじゃないのか(笑)
Ver.2 レベル7「DIO立ち」
DIO立ち ディオの代名詞とも言える、URYYYYY!ポージング。これもカプコンの三部ゲーでありましたね。あの三部ゲーの評判がいいのは、原作をアレンジしたポーズをドット絵で何ら違和感なく、しかも新鮮な感じで表現する事に成功したからなんでしょうね。でも、格ゲーとしてのバランスは実際どうかと思うよ(笑)。面白いけどね。その為だけに、ウチにはDCが置いてあるけどね(笑)
 
■荒木先生のコメント
荒木先生(イメージ)
ちなみにウリィは巻き舌で、「URYYYYYYY!」なんですよ(笑) 

荒木先生の生URY!が聴けるとは…!しかも、すんげい舌巻いてたよ。高速回転だったよ(笑)
Ver.2 レベル8「エメラルド・スプラッシュ」
エメラルド・スプラッシュ まさかのスタンドポーズからの出展に対して、「だから、(人間には)ありえないんですよ(笑)」の一言がウケました(笑)。実際にはこれ走行中の車に対して撃ってるから、ハイエロファント自体は空中なんですよね。でも、耐久モノとしてのチョイスとしてはベリッシモな選択だと思います。
 
■荒木先生のコメント
荒木先生(イメージ)
ちょっとブルース・リーの死亡遊戯みたいだよね。 
Ver.2 レベル9「キラークイーン立ち」
キラークイーン立ち ジョジョ好き芸人として知られるしずちゃんも大好きというこのポーズ。しずちゃんはハイウェイスター立ちといいポムギといい、センスがスバらしいですね。このポーズは指が細かいけど、なにげに左手が難易度高し。ていうか、右手と左手で縦に直線を描くというのは、人体の構造上ムリがある!
 
■荒木先生のコメント
荒木先生(イメージ)
ネコだから体柔らかいんですよ。 
Ver.2 レベル10「サンダークロススプリットアタック」
サンダークロススプリットアタック チョイ出のモブキャラだったはずのダイアーさんが歴史に名を残す事となった超絶技。開脚しながらクロスチョップを繰り出すというのは、何ていうかもう神秘の世界。しかしダイアーさんは登場時といい退場時といい、インパクトしか残してないな…。もの凄いな…!
 
■荒木先生のコメント
荒木先生(イメージ)
感動しました(笑)ファンタジーの世界に突入しました(笑) 

 

というような感じでした。カジポンさんや鬼教官さんのジョジョ立ちも僕からすれば相当レアだけど、荒木先生自身がジョジョ立つなんてのはこの先ほとんどお目にかかれないんじゃないかな?とてもステキなサプライズイベントでした。

 

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