2007UJ01月号SBR感想 『#21 湖畔のルール』

| 2006.12.19 (Tue) 12:21 PM | [SBR感想, [荒木IZM] | ←前■TOP■次→ |

ステージは5thステージから6thステージへ。5thステージの覇者は「50億人に1人」のラッキー・ガイこと、ポコロコ!彼は初のステージ制覇。始めの方で獲ってたと思ったらそんな事なかったのね。ともかくここで100Pという大量ポイントと生ツバゴクリもののタイムボーナスを獲得。優勝争いに歩を進めてまいりました。

一方、着目したいのはノリスケ・ヒガシカタ。なんと2着に入ってます。3着にホット・パンツが入線。この順番はちょっぴりオカシイですよ、ノリスケの方が早いだなんて。ホット・パンツに治してもらったのはジョニィ&ジャイロからブツを回収した後だったのか?とかく謎が多いHPなので他にも何か用事を済ませていたのかもしれません。ホラ、女の子だし?(←違)
ジョニィ&ジャイロはこの後の順位となり、依然総合順位は変わらず。Dioさまは2,3日の猶予を持ってゆったり後ろからついて来ているようです。追跡者というより、ラスボスの風格。

 

 

【本編】

のっけからジャイロ・ツェペリの秘密が暴露ッ!それは表向きのツェペリ家の医療の仕事、そこでジャイロはグレゴリオに隠れてオイシイ思いをしていたのだった!具体的に言うと、病院に入院しているご婦人のベッドに潜り込んで、鉄球の技術でいろんなところを寄せて上げたり、ムダ毛処理したり。これでアナタもモテモテだー!…人妻にな!ゴクリ。

そんな昔のトラウマドリームから目覚めたジャイロ。雪の中から起床です。文章だけ見ているとよくわからないと思いますがこの状況をまとめると、雪が体の上に降り積もるほどの外気の中で睡眠をとっていた、と。

…なんていうか、それは凍死の危機だったんじゃないかって思うよ。とすると、目覚める直前に見ていたジャイロの夢は、ひょっとして走馬灯…?過去にあったあんな事やこんな事が脳裏に浮かんでは消えていきましたとさ。あぶねー!これは第七部完の危機だった!

そんな凍死寸前のジャイロを尻目に、ジョニィは炊事担当。ニュー爪弾で野ウサギを狩り、寒い朝には暖かいミントのハーブティーとその様はまさに良妻。凍死しそうなジャイロをほったらかしにしておいたのは、ひとつの”やさしさ”であります。たぶん。

ここで急に出てきたミントティーというアイテム、これは気まぐれで出てきたものではありませんでした。なんと、ハーブティーは爪弾のリロードに効能があるそうです。それも、カモミールを混ぜると最も再生が早いとか。いろいろやってんだなあ、ジョニィも。ここでジョニィは爪弾再装填の発見報告ついでにちょっとしたボケを披露。

ジョニィ流爪ドリル活用法

 

爪でチーズを削ったりスパゲティ巻いて食べたり歯を磨いたり出来るんだぜ、とジャイロに自慢します。これは恐らくノッてくるのを期待しての行動だと思うのですが、これに対するジャイロのリアクションが…

歯ブラシを置いて来たジャイロに見せつけるジョニィ

 

ヒドイ!ヽ(`Д´)ノ
ジャイロの突然の思いつき第一弾&第二弾の時、ジョニィはあれほどノッたというのに!「バンド組む?」とまで言ったのに!もっとヘンな使い方を考えて盛り上がるとか、いくらでも拡げる事は出来たはず。。。ジョニィに殺意が芽生えるのも当然であります!

漆黒の意思が今、再び芽生えるッ!

 

ところでジョニィの能力。遺体を奪われたのにどうしてタスクが撃てるんだろうと思っていたのですが、ホット・パンツは脊椎を一個だけジョニィに残しておいてくれたのでした。眼球で能力の分割が出来るのは実証済みでしたが、たくさんのパーツに分けられる脊椎でも出来るとは…。そういえば羽根飾りをつけていたジョニィ。サンドマンの能力も受け継いだのかと思ったのですが、それは流石になかったです。そりゃそうだ。

 

 

ジャイロの鉄球も弾切れだったのですが、線路から作った鉄球を補充。それの回転サーチで追っての存在を突き止めます。その数、11人!イレブン・マンズッ!それも足音がひとつになるよう全員がカムフラージュしている集団追跡者。只者ではありません。数の上でも圧倒的不利という状況なので、追跡をかわしてミシガン湖畔にある遺体2つを先にゲットする作戦をとる事に。すぐさま出発しようとするジャイロですが、水の中に落とした鉄球が、ない。雪解け水の水たまりにあるはずの鉄球がどこを探しても見当たりません。これはどうした事か?ふと脇を見やるとフードをかぶった少女が。鉄球を持ってトンズラです。せっかく作った鉄球を奪われてなるものかとジョニィと共に追跡を開始。そしたら


ジョニィ:「撃つか?とどくけど」


パンピーかもしれない いち少女にニュー爪弾をお見舞いするかどうかを聞いているのです。いつからこの子はこんなデンジャラスになったのでしょうか。そりゃジャイロも、天才ジョッキーなんだから追いついてつかまえろ、と言いますよ。試したくってしょうがない年頃か!?

逃げる少女を追って辿り着いた先は樹齢2000年ほど経っていそうな大木のウロ。しかもここは遺体の場所に超近い場所。樹の中に遺体があるかもしれないと突入を試みる2人。中では先ほどの女の子がおままごとの最中でした。彼女の名前は「シュガー・マウンテン」。ルックスもベリィプリティです。どうでもいいけど、スカート(フリル?)短すぎね?パンツ(?)がワカメちゃん状態ですぞ!?

このシュガーたん、視力も殆どない状態で生活していた様子。しかし「寝室」から足を踏み入れたジャイロをたしなめている事からこれはフェイクであるかもしれません。とにかく謎が盛りだくさんのシュガーたんですが、最大の謎は別に、そう精霊の如き「能力」にあったのです。彼女の能力はまさに「金の斧 銀の斧」。泉に落としたモノをグレードアップさせて落とした人に所持品の選択を迫るというもの。正直に答えれば元の物とグレードアップした物の両方が得られるというわけ。つまり、きれいなジャイアンもキタナいジャイアンも貰えると。

ともかくこの法則に気付いたジャイロは、鉄球をダイヤと金に、新聞紙を札束に、壊れた時計をブランド品に、そして野ウサギの耳から『遺体』の耳部位をゲット!なんなく手に入れたように見えた耳部。目的の遺体を取得して、早々に立ち去ろうとするジョニィ&ジャイロでしたが、そうそうウマい話はないのです。立ち去り際に少女が残したひとつのルール。


シュガー:「今 この泉で手に入れたものは『全て』……日暮れ時刻まで……いいですか?」
シュガー:「ハッキリと言っておきます 全部使い切らなくてはいけません」



童話では正直のご褒美に与えられた幸福。しかし、現実は制約のある幸福だったのです。得た品物をその日の日暮れまでに使いきれなかった場合、樹木の一部(木の実)に取り込まれてしまうのです。そして元に戻るには、新たに制約を守れなかった人が来るまで順番待ちになるという仕組み。少女は「鉄の斧」を落として得た「金の斧」を使いきれずに取り込まれてしまった両親を元に戻すために、何年も同じ場所で「守り神」を演じていたのです。

 

「守り神」のルールに取り込まれてしまったジョニィとジャイロ。そして刻一刻と迫り来る11人の敵!次号、波乱必死ッ!!

出典) 『STEEL BALL RUN』 荒木飛呂彦/ウルトラジャンプ・集英社

ブラボー…おお…ブラボー! 最初ブラボタンにしようと思ったけど、なんかやらしいからやめたんだぜ

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