2006UJ09月号SBR感想 『#17 敵はどいつだ?』

| 2006.08.19 (Sat) 12:14 PM | [SBR感想, [荒木IZM] | ←前■TOP■次→ |

 PS2「ジョジョの奇妙な冒険-ファントムブラッド-」。

遂にそのパッケージが明らかにッ!予想が出来たとはいえ、それは荒木先生の描き下ろしパッケージ!
「肉体の美しさ」は時代背景なんかも影響しているということ(サタプロ講義)だったので、パッケージのジョナサンは筋肉隆々、丸太のような脚ではなく、JOJO-A-GO!GO!で描かれたようなスマートな紳士ッ!ものすげく美しいッ!百万倍も美しいッ!しかしこの骨格ではスピードワゴンの帽子カッターを骨で止めることはできなさそうだ!ディオさまもスマートな体躯ではありますが、6部やSBRのDioさまを見ているのでそれほどの違和感はありません。そして石仮面も06年バージョンにリニューアルッ!オレンジのスジが入って従来の無骨な石仮面に比べ、よりアステカっぽくなってる気がするッ!

さらに驚愕!!
抽選で50名のUJ読者に「JOJOプロジェクト発表会」ご招待!応募券とかも必要ないので、必要事項をガリガリ記入してガンガン応募するしかないッ!発表会当日は平日バリバリだが、そんなことはどうにでもなるのだァーーッ!!!

【本編】

5thステージが開幕です。現在地点はミシシッピー側手前3kmの地点。「遺体」の場所は五大湖までないのでガチンコのレースが展開されています。現在トップグループはジャイロ&ジョニィの他に、サンドマン、ポコロコ、ホット・パンツにドット・ハーン、そして詳細が確認できない一人で形成されています。現時点で差が開くような要素は少ないと見て、問題のミシシッピー川をどう渡るかの検討も含め小休止をとることに。これらは全て冷静なジョニィの判断。珍しく従うだけのジャイロでしたが、それには当然の如くワケがあった!

 

ジョニィ:「すいぶん…君…暇そうじゃあないか……………」

 

マジメにレース展開を読んで今後のプランを立てていたのに、ちょっとムカッときちゃったよ!でもジャイロときたら、即答で「聴きたいのかよ?聴きたくねーのか?どうなんだ?」「オレは二度と歌わねーからな」ともったいぶるジャイロ。

 

き…聴きたい…!刺激される…好奇心がツンツン刺激される…どうしても聴いてやりたくなるじゃあないか!何かないかなあ、歌わせる方法が……そうだ!

 

 

素直すぎるぜジョニィ!ホントは歌いたくてしょうがないジャイロの気持ちも汲んでの対応!そして始まる、ジャイロ・リサイタル!!!

 

再度降臨!ジャイロ・ツェペリの突然の思いつき第二弾!

作詞作曲・ジャイロ・ツェペリ
楽曲 『チーズの歌』

…♪ピロリンピロリンピロリロリン チャーン(イントロ)

#1

 

#2

ゴルゴン ゾーラ♪

ゴルゴン ゾーラ♪


♪ゾラゾラ ゾラゾラ
♪ゾラゾラ ゾラゾラ
♪ゾラゾラ ゾラゾラ


ゴルゴン ゾーラ♪ 

 

…………………

 

………

 

ジャイロ:「どよ?どうなのよ?」

 

当初は強気だったジャイロですが、さすがにリスナーの反応が気になる様子。スゴく不安そうな表情です。

 

 

ジョニィ:「いいよジャイロ! 気に入った!」

ジャイロ:「マジすかッ!?」

ジョニィ:「あっ…ヤバイ!スゴクいいッ!
      激ヤバかもしれないッ!
      耳にこびりつくんだよ!
      レラレラのとこが
      傑作っていうのかな…クセになるよ!
      ヨーロッパなら大ヒット間違いないかも!」

ジャイロ:「マジすか!!マジそう思う?
      実はひそかにオレもそう思うのよ
      だろォ~~~~~!!譜面にできる?

ジャイロ:「レラレラレラレラ」

ジョニィ:「ゾラゾラゾラゾラ
      バンド組む?

 

 

スゴい、ノリ良すぎるよジョニィ!!!「君は受け継いだ者だ」とか、「気高く飢えなければならない」とか、時折りキビしい事も言うけれど、褒めて伸びるところは伸ばす人だよ。「ヨーロッパなら大ヒット間違いないかも!」とか基準がイマイチわからないけど壮大な批評を出すあたり、すごく扱いが上手いです。「バンド組む?」とか、マジで気に入ってそうなのがちょっぴり引っ掛かるけど、アメとムチの使い方をよく心得てるよ。ていうか、いいコンビすぎるッ!!!

 

ほんの1Pの出来事なのに、ガッツリ書いてしまいました。だって気に入ったんだもの、しょうがないじゃない。

そんなコントがあったわけですが、ここまでの出来事は実は全て前フリ、ジャイロは祖国から受け取った書簡についてジョニィに意見を求めたかったのでした。なんだこの未だかつてない壮大すぎる前フリ。カンザスを過ぎた中継地点で受け取った「書簡」。中継地点がどこだったのか、それは判断できませんが、今しがた受け取ったわけではない線は濃厚です。つまり、受け取ってからある程度の時間が経過しているわけでして、この事から推測すると、ジャイロはジョニィにこの話題を振るために『チーズの歌』を作詞作曲したと考えられるのです。

ジャイロ:「ところでよォ…これよ…これ(書簡)もジョニィどう思う?」

このひと言に繋げるためだけに、作詞作曲。たぶん、ずーっと考えてたのに違いありません。「今、歌思いついた」とか絶対ウソ。花京院の魂、全部賭けちゃう。ぶっちゃけ、オリジナルの歌を作詞作曲して、それを聞いてもらう方のフリが(しかもその歌へのフリが、”歌ってやってもいいけどよ”)大変だと思うのですが、そこは目覚めたジャイロ。困難であろうと、「自分の気持ちのいい道」を通るのが男の世界です。それゆえの作詞作曲。そして、そんな葛藤があっての創作がジョニィに受け入れられたからこその、「マジすかッ!?」なのです。深すぎるぜ!

 

その眼目である書簡には、ジャイロが祖国とヴァチカンに対して「謎の『遺体』は誰なのか」という質問に対しての回答が書かれていました。

「該当する『聖人』の記録はなし。以上。」

手紙の文章はこれたったの「一行」だけ。オレ自身にも何が言いたいのかサッパリわからなくて、そこにイラついているジャイロでしたが、その「一行」だけという、その事実自体がおかしいと指摘します。その『遺体』について、何ひとつ聞いてこない。そこがヘンだと。それが意味するところは、『遺体』にまるで関心がないか、軽々しく扱えない桁外れの人物であるか、の二つに一つ。この聖人である場合について、今度はジョニィがジャイロに意見を求めます。予想を聞いただけなんですが、脳裏に過ぎった人物を払拭するかのように、ジャイロは「黙れ…うるせえなジョニィ!黙れッ!意見を聞いているのはオレの方だろ!?」とブチ切れ。人に意見を聞いているのに何てヤツだ!

 

この不毛なやりとりに終止符を打ったのはジョニィの絶叫でした。

ジョニィ:「うおぉっ!熱ッ!!」

ポットを握った手が素手だったのです。直火にかけたポットを素手で掴んだらそりゃ熱い。しかしそんなことはさすがにジョニィもわかっていたはずで、タオルを巻いていたのにそれが何時の間にかズタズタに細切れになっていたのでした。

間を置かずトウモロコシ畑から複数の蹄の音が。どうでもいいけど、どいつもこいつも畑を当然のように突っ切ってきます。畑の持ち主にとっては大迷惑だ!そんな畑から聞こえる音とは別に、背後の小屋からも耕すような音が。さっき調べた時は誰もいなかったのにどういうコトなのか。ただならぬ雰囲気を察するジョニィ。オノでドアをブチ破り中を確認するも、そこはもぬけの殻。しかし何かおかしいッ!

ジョニィ:「そのハシゴへ登るんじゃあないッ!ジャイロ 触るなッ!」

ドアをブチ破った鉄製のオノが、ズタズタになっていたのです。そう、小屋自体がスデに罠であり、触れれば破壊されてしまう。前からは本体が、背後からは罠となった小屋が崩れてくるこの絶対的窮地!そんな中、満を持してトウモロコシ畑から出てきたヤツとはッ!

 

『ドット・ハーン』ッ!敵は『ドット・ハーン」だッ!

 

そしてそれを取り巻くように「文字」を携えた小恐竜が数匹ッ!後ろからは「罠」となって降り注ぐ木片!前方からはドット・ハーン!ジョニィは下馬していたため、俊敏な行動がとれず、しかも馬も避難させなくてはならないッ!このピンチを脱出すべく、ジャイロがドット・ハーンに投球!ジョニィもタスクで応戦!しかし、触れた途端崩れゆく爪弾と鉄球!ついでにドット・ハーンも崩れゆく!!!えええ~~~~ッ!!!

確かに「うぉおおおおおおおぉおぉぉおっ!」とか言いながら突っ込んできたドット・ハーンはガウチョさんを彷彿とさせましたけども!

 

ユーラシア大陸を征服したモンゴルの遊牧民チンギス・ハンの子孫であり、東洋の馬術の名人、ドット・ハーン

彼はアイオワの風になりました。

 

 

風に還ったドット・ハーンと#1は置いといて、ジョニィが大ピンチ。触れるもの全てを破壊しながら降り注ぐ板切れを防ぐ効果的な手段は存在せず、地面を掘ろうにも爪弾ではパワー不足。頼みのジャイロの2発目の鉄球も敢え無く砕け散り、圧倒的な「罠」に包囲された動けないジョニィ。健気に手を伸ばすジャイロとの間にも容赦なく板が遮ります。自らの運命を悟り、遂に諦めるジョニィ。後に残ったのは崩れた小屋と、崩れゆくドット・ハーン。「音」がもたらす破壊の能力。まさかこれほどとは…。意外にも、”砂漠の猛爆”オエコモバに匹敵する破壊能力でした。全てが終わったかに見えた状況でしたが、とっとと馬に乗れと急かすジャイロ。なんと、破壊された鉄球はその運動をやめることなく土を巻き上げ、ジョニィを守ったのでした。自分の武器を捨ててまでジョニィを守ったジャイロ。その見捨てない心意気を示しながら、鉄球がスデに一発もないこの状況、頼りはオメーだけだ、とジョニィを奮い立たせるジャイロ。これで勃たなきゃ…失礼、立たなきゃ男じゃねえぜ、ジョニィ!!!

 

「ぼくの爪弾なんかで…こんなので…ぼくの『爪弾』ではぜんぜん勝てる気がしない」と弱気なジョニィですが、来月はきっと新能力が開花するでしょう!脊椎も手に入れたんだから、普通に立つかも知れない!そしたら、どこの感想サイトさんも、「立った立った、ジョニィが立った!」と囃し立てる事でしょう!

でもアレですよね、以前ジョニィはタスクの力で地中を進んでましたよね。地面の堅さとかが違ったのかな。

ジョニィの生長も気になりますが、敵が誰なのかも気になるところです。シルエットや前後の状況から見ると、どう考えてもノリスケ・ヒガシカタの線が超濃厚なのですが、それではいささかストレートすぎます。予想としては、まずDioさまチームの相棒はゼニヤッタ・モンダッタかスループ・ジョン・B。ノリスケはジャイロたちを救うのではないかと思います。だってヒガシカタだし。

 

 

 

 

【創作がもたらしたもの】

素晴らしい創作は、時にその褒美とでも言うかのように、秘めたる能力を引き出す事がある…

この場合、ジャイロ・ツェペリにもそれが起こったと考えるのが自然ッ!…なのか!

  6本…!あるッ!

荒木先生:「おかしいな うっかりしてたよ 5本のつもりだったが…」

 

 

 

【ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド ゲーム情報】

遂にパッケージが公開される段階まで来ましたよ!
タルカスとブラフォードとの闘いでは、原作が忠実に再現されている模様ッ!タルカスはツェペリを操り闘い、そしてブラフォード戦は水中戦!水中では呼吸が出来ないから、湧き上がる気泡を吸い!そして吐くひと呼吸で闘うのだッ!まさに原作通り!そこには愛を感じるッ!愛=理解ッ!

そしてこれにとどまらず、プレイヤーキャラにはトンペティ師やストレイツォ、そしてなんとダイアーさんまでが使用可能ッ!そして虎の子が、誰もが夢見たディオモード!目の中につっこんでそのまま殴りぬけたり、気化冷凍法も思いのまま!かもしれないッ!

私事ですが、一般公募されていたTVCMエキストラ、これに黒鈴もご多分に漏れず応募しまして、無事書類選考を通過致しました!明日(29日)は都内某所でリハーサルの名を借りたオーディションが行なわれる予定!今になっても何をするのかサッパリわからない!とりあえずジョジョ立ちのために柔軟だけはしておくぜッ!撮影本番は今週末のどちらか!どんな様子なのかは、おいおいレポートをお届けしようと思いますッ!

出典) 『STEEL BALL RUN』 荒木飛呂彦/ウルトラジャンプ・集英社

ブラボー…おお…ブラボー! 最初ブラボタンにしようと思ったけど、なんかやらしいからやめたんだぜ

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