2006UJ04月号SBR感想 『#12 ルーシー・スティール』

| 2006.03.19 (Sun) 11:59 AM | [SBR感想, [荒木IZM] | ←前■TOP■次→ |

4月号。そう、この4月号にて、SBRがUJに移籍して1周年となりました!
SBRがUJに移ってから購入を始めたウルトラジャンプ。僕の棚には整然とUJが16冊並んでおります。


…あれ、16冊?

ええと、4・4・5・6・7・8・8・9・10・11・12・1・1・2・3・4。


えーと。。。。。まあいいか!

【本編】

先月は迸るほどの男の世界が繰り広げられていたSBR。Mr.ダンディハウス、リンゴォ・ロードアゲインも華々しく散った今、今月から新展開を期待された方も多いことでしょう!その期待は裏切られませんでした!

なんと今月は、全編コレ女の世界!

 

何が女の世界なのか、順に追っていきましょう。

リンゴォに勝利したジャイロ。ジョニィは生きているとはいえ重体です。そのキズをどうやって癒すのかと思っていたのですが、それは大方の予想通り、クリームスターターでキズを埋めての治療が施されました。キズを埋めるところまではいいのですが、体内に残っていた弾丸が盛り上がってきて体外に排出されるのにはちょっとビックリ。とりあえずこれでジョニィとパンツの負傷は完治。ジョニィは額の蹄鉄に弾丸が当たっていたらしく、命を取り留めたのは距離が離れていただけではなかった模様。流石にジョースターの血統というのは幸運です。

この後、ジャイロがリンゴォとの死闘の末に見たものの披露(*1 後述)と、これから迫りくる恐ろしい敵に恐怖しつつも勇気を湧き上がらせる二人。


ジョニィ:「レースを降りる気なんてサラサラないよ むしろ勇気がわいて来てる」

ジャイロ:「ああ…どういうわけだかな…オレもだ…カンザス・シティに入ろう それも一番乗りでな」


と実にカッコいいシーンなのですが、この後にとった二人の行動はというと、ジャイロはホットパンツの荷物を漁ってローストビーフサンドイッチを全部頂く算段。それだけでなく、パンツがムカつくよーに肉だけ食ってパンだけ残そうか、とか言ってます。酷い、酷すぎる。コイツは本当に法務官なのか。しかもさりげなく「(オレが)一番乗りでな」とジョニィに釘を刺すジャイロ。サスガに2度も身内に出し抜けを喰らっているので、ここはキッチリハッキリさせておかねばなりません。

一方ジョニィはというと、もちろんそんなの聞いてません。君は本当に人の話を聞かないな。ジャイロはスルーして、あまりにぐったりしているパンツがの様子を見に行き、その鼓動を確かめようとします。はっきり言ってクリーム・スターターが機能している時点で生きていることは間違いないのですが(さりげない事実ですが、クリーム・スターターは2つある模様)、そこは心配になったのでしょう。胸をまさぐるジョニィ。


ジョニィ:「は!」


そこには2つの魅惑の物体が!なんとパンツは女の子でしたァン!
女の子って言っても不良少女とは違って全然ションベンくせくねーですよ!男装してる妙齢の令嬢ってなんかグッとくるものがありますね。それにしてもジャイロは背骨をスキャンしたときがあったはずですが、そーゆう事実には気がつかなかったのでしょうか。

ホット・パンツという名前にも妙なヒワイさが漂ってきたところで、ジャイロはパンツの方がポイントが上だといって先を急がせます。ジョニィも「ぼくらには何の関係もない…」と捨ておくんですが、彼にとってどうでもよくなったのは、おそらくジャイロ一筋なのとBLに目覚めたことで女性には興味がなくなっているからでしょう。そーに違いない。女の子にまだ興味がありそうなジャイロにこの事実を話さなかったのは、明らかに意図的。ニヤリ、この男、根っからの策士だぜ!

というわけで、ホットパンツ女史はローストビーフサンドイッチを奪われ胸をまさぐられた挙句、廃屋に放置されました。イケメン、彼女を助けてあげて!

 

レースに戻った二人。途中、ポコロコとサンドマンに遭遇。レースの現在状況を知る為に、「あい変わらずマッスルがイカしてるぜ!」とサンドマンをおだてて情報を得ようとします。ナイスガイなサンドマンは、1stステージでジャイロの降着による繰り上がり勝利の借りを返すべく、現在とDioの状況、そして明日嵐が来ることを伝えます。Dioが川の少ないコースを通っているとの情報から、Dioがゴールより先にTURBOの位置に向かっていることを突き止めた一行。そして、リンゴォの廃屋で伝書鳩が飛ばされていた事実に気付くジョニィ。確認したのですが、確かに鳩はいました。が、ジャイロが突入する直前までカゴの中にいたことが確認されています。一体何時リンゴォは飛ばしたのかさっぱりわかりませんが、「ヤツならありうる」という一言で片付けられてしまいました。まあヤツならありえますね。とにかく政府にも遺体の位置がバレた可能性がある現実。これをうけて、嵐が来ることを承知で遺体の回収に向かうジョニィ。これを無言で見つめるジャイロ。得点が少ないジャイロは先にゴールを目指すのか?!普通に考えればここでのパーティ分割は最善の策のように思えますが、遺体の回収は最重要命題!一体どうなるのか!

 

ここで場面はカンザス・シティに。多少敏感な方の大統領が、気球がいつもツェペリ&ジョースターを見失うことやリンゴォの伝書鳩が着かない事をねちっこく参謀に訊ねています。大統領閣下は個人的な推測から、スティーブン・スティールが非協力的であることを示唆します。今現在はスティール氏のカリスマに利用価値があるということで生かしておく算段ですが、いずれ始末する様子。この様子を窓越しに見ていたのが、タイトルにもあるルーシーこと、スティール夫人です。

彼女はモニュメント・バレーへ向かう汽車内で目撃した夫と大統領の言い争い、そして不思議な能力を持つ大統領の部下を目の当たりにしていました。そのことから夫の身に不安を感じ、読唇術を学んでいたのです。大統領の漏らした言葉を体得した読唇術で理解したルーシー。夫に迫る危険を案じ涙するルーシー。とても14歳とは思えない。その涙で腫れた目で再び窓の外に目をやると、そこには鳩が。そう、リンゴォからのメッセージを携えた伝書鳩です。たった今到着したようで、それを見たルーシーは大胆行動に出ます。

なんと政府所有の建物に、夫への差し入れをダシに潜入。あっ、スティールってそういうこと?!とても14歳とは思えない。そのまま屋上の鳩小屋でメッセージ付きの鳩を首尾よく捕獲。しかしそこでドアの向こうからよく喋る大統領が接近!機転を利かして小屋の影に身を潜ませますが、大統領と共に来た「すみませェん」@ブラックモアをという人物によって、鳩が到着していた事を看破されます。その上、鳩の羽毛が鳩小屋の影から出てしまい、ルーシー、ピーンチ!キングクリムゾンのような大統領の手がルーシーを隠していた布を除けようとしたその時!逆方向から鳩を放して難を逃れたルーシー。

ブラックモアはそのまま鳩の追跡に。彼はスタンド使い。雨粒に乗って自在に空を移動し、その水滴を受けることで身体も分離できる模様。能力発現と共に現れた傘が、能力に密接に関わっていると思われます。面を付けているのですが、これがスタンドのヴィジョンなのか、普通の装備なのかはまだ不明です。が、恐らくヴィジョンでしょう。

ブラックモアによって鳩は捕らえましたが、メッセージは既にルーシーに抜き取られた後。この予想外の見えざる敵に大統領は非常事態を宣言し、建物を封鎖します。迫り来る大統領の追っ手。まだ、何も知らない夫、スティーブン・スティール。追い詰められたルーシーはどうなるのか?!怒涛の急展開、女性の活躍が目立った今話はまさに女の世界と言えるでしょう!勝利するのは愛か?野望か!?コイツはますますUJから目が離せないぜ!

 

 

個人的な見解を言いますと、スティール夫人の窮地はかなり厳しい展開です。ここを上手く切り抜けたとしても、大統領に一矢を報いることは出来ません。唯一それが出来るとするならば、TURBOの位置に眠る脊椎をルーシーがゲットするという展開でしょうか。しかしながら遺体の場所まで一番近いところにいるとはいえそれなりの距離がある事、嵐が来る状況を考えると14歳の女の子には厳しいように思います。新たな味方キャラが登場するのか、どうなのか。個人的にはイケメン復帰を切に願わずにはいられません!でもそれはないか。だってそうすると、イケメンが既にゴールしてる事になるものね。ていうか、建物から脱出する方法一つにしても、彼女がこの場所でスタンド使いになるくらいしかないような。

あと、もうひとつ考えられるのが、スティーブン・スティール氏の介入。彼が身を挺して彼女を逃がすというケースです。この場合、スティール氏はここで途中退場(死、若しくは軟禁)となる可能性が非常に高くなります。しかしこの流れだと、夫の無念を晴らす為にルーシーが大統領の陰謀を阻止すべく動き出す事もありえます。一人きりになったルーシーが、大統領の言葉にあったジャイロ・ツェペリとジョニィ・ジョースターを頼っていくという流れはごく自然であり、想像するに難くないでしょう。

この時点でTURBOの位置を知るものは、ジャイロ、ジョニィ、Dio、ルーシー。推測ですが、ルーシーが脱出する際にはきっと敵にも位置を知られるでしょう。なのでブラックモアもこれを追うことになりそう。彼の能力は雨を利用するようなので、嵐が来るという状況も向いてますし。全てがTURBO、あの方の脊椎の位置に集結していく。ああもう、ドキドキな展開!全て憶測ですが、今から血湧き肉が踊ります!

 

 

 

【ジャイロ・ツェペリが「真の勝利への道」の向こうに見たもの】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だからお前は対応者だと言うのだッ!

 

 

 

 

【ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド ゲーム情報】
なんと!今月から一味違った形式でプロデューサーインタビューの様子が描かれているッ!意外!それはレポートマンガッ!そのレポートでは、プロデューサーの言葉を聞かないでロケテバージョンをプレイする取材陣を、死髪舞剣(ダンス・マカブ・ヘアー)で襲おうとするプロデューサーの様子が描かれているぞッ!この描写を使ったこのレポーター、なかなかやりおるわい!

さて肝心のゲームですが、今回はシステム面の紹介です。ゲーム画面はかなりの骨太アクションの模様!ズームパンチ!僕の丸太のような脚蹴りが再現されているようだ!なみ寄るゾンビをそれらの技で蹴散らしているようだったが、殴り続けていると呼吸が乱れて波紋が弱くなってダメージが与えられない!ただ殴っているだけでは石仮面には勝てんよォ~と言い放つプロデューサーがツェペリさんだ!しかもどうやって呼吸を整えるかというと、なんと!ジョジョ立ち!敵を殴りながらタイミングよくポージングするとみるみる呼吸が整っていき「波紋」の流れる音が聞こえるだとォーーーッ?!前代未聞のこのシステム!こいつはバンダイを甘く見ていたッ!早くも夏が待ち遠しいぜ! 

出典) 『STEEL BALL RUN』 荒木飛呂彦/ウルトラジャンプ・集英社

ブラボー…おお…ブラボー! 最初ブラボタンにしようと思ったけど、なんかやらしいからやめたんだぜ

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