2006UJ1月号SBR感想 『#9 大草原の小さな墓標』

| 2005.12.19 (Mon) 11:52 AM | [SBR感想, [荒木IZM] | ←前■TOP■次→ |

ツイ━━━━ヽ(`エ´*)ノ━━━━タ!!!!

 

何が付いたって、そりゃあもちろんコミックス特製カバーですよ!!!

いやあ僕は待ち焦がれましたよ、この日を。
特製カバー1巻Ver.が付いた時に特別カバー装着用に2セット目のコミックスを揃えはじめた日から、早や5ヶ月。
特製カバーを身に纏う日を夢見ながら、ポツンと1巻だけが目立つ僕の本棚の一角。
ひょっとして1巻だけの特別サービスだったんじゃあないか、フンパツした付録だったのにいまひとつ売上が上がらなくて打ち止めになったんじゃあないか、そんな不安に駆られた5ヶ月間。

UJ編集部を信じて待った甲斐がありました(;´Д⊂)

 

はー感無量。

 

 

カバーのみ保管用の為に店員さんにまた「これ同じものですが?」って言われながらUJも2冊買ったし、一つ目は早速2巻につけましょかね!!!

 

(いそいそ)

(いそいそ)

 

 

………

………………アレ?

 

うまく付けられない!Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)

 

まあまあまあまあ落ち着こうじゃないか、ね。
ホラ、真ん中にちゃんと折り目が付いてないからだよきっと、ね。
そうそう、ちゃんと折り目をつけて、キチッとすればホラ!

 

付かない。。。へ (; ´Д`)ノ

 

えええええ、どうなってんのコレ。
1巻はちゃんと付けられたのに、ええと1巻はどこだどこだ、ホラちゃんと付いてる。何故なんだろうね、うーん。

 

おや?

 

2巻の方が厚いんじゃあありませんか???確かに2巻の方がぶっといです。このせいか。このせいでカバーがちゃんと被さらないのか。編集部も気が利かない。ちゃんとコミックスの暑さに合ったカバー出してくれなきゃねぇまったくもう。
仕方ないので定規で少し折り目をつけて装着いたしました。

 

完璧ですねッ!

 

 

みなさまはちゃんと付ける事が出来たでしょうか?
実はこの調子で行くと、5巻も相当キツそうな感じです。失敗しないように気をつけなくてはいけませんね!

【本編】

さて、ようやく本編の感想です。すみませんね、前置きが長くって。
舞台は早くも4thステージに突入。しかも11日も経過しています。1250kmの走行距離のうち650kmの地点です。ここまで順調に来た様子のジャイロ&ジョニィ。しかしここでヤツと遭遇。ゴール前激戦の3rdステージを、1時間に通過していた今一番注目を集める男、その名もホット・パンツ。

ジョジョでパンツっていうと、

 

こんなのや

 

 

こんなの

 

 

が思い浮かびますが、彼とは何の因果関係もありません。でもせっかくなので、彼のことパンツって呼ぶことにしましょう。仮名なのにこんな名前をつけたヤツが悪いんです。

で、このパンツ、どんなヤツかというと、アメリカ人のパンツです。いい馬に乗っており、作法や身のこなしはイナカ者じゃない、そんなパンツ。お分かりいただけたでしょうか。
しかしながら、そんなパンツさんはけっこうルックスもイケメンです。イケメンというと元祖イケメンことマウンテン・ティムを思い出しますが、そんな彼と共通するのは変な帽子。コイツもヘンな帽子かぶってますよ。なんか上に立ってます。

 

そんなパンツの第一声。

 

 

ごきげんよう 「ごきげんよう」

 

 

そして返す刀で

 

 

これからお前らを木に『吊るす』 「これからお前らを木に『吊るす』」

 

 

 

これにジャイロ&ジョニィ、まるで養豚場の豚を見るような目で見つめます。

パンツは理由を話し始めます。その理由とは、パンツがあらかじめコース上に放牧しておいた牛を食った、というもの。これにジャイロには思い当たる節がある模様。先ほどその焼印のついた肉をちょぱっていたのです。法務官なのに。

外国人のジャイロは「この国の法律をよく知らない」を弁明を図りますが、パンツは聞く耳持ちません。そりゃ普通人の牛の肉取ってOKな国なんてあんましなさそうですよ。苦しかった、ジャイロ!

猛然と飛び掛るパンツ。手には怪しげなスプレー缶。そして何やら白っぽい「モノ」をジャイロに吹きかけます。続いてジョニィにも!そのスプレーを吹きかけられると肉が溶解し一体化してしまうゥゥゥ!新手のスタンド使いだッ!しかも手に触れた相手の肉を吸収することもできる!これにより、目鼻口が塞がれ呼吸困難に陥るジャイロ&ジョニィ!ピーンチ!

視界を塞がれたジャイロでしたが、獲得したTURBO鉄球アイで相手の位置を捕捉、しかもパンツの背骨をスキャンし回転の力でパンツの両手を封じます。ただし2秒間!その間にジョニィにタスクで撃つように言うジャイロ。しかしジョニィはそのもらった2秒でパンツを説得。その説得力がなかなかだったのか、パンツは能力を解除。持つべきものは半身不随の理屈っぽい元ジョッキーですね!

パンツは「お前らは肉をくったから、謝ってはやらないぜ」と言い残し、そのまま立ち去っていきました。パンツの能力は未知な部分がまだありますが、応用が利きそうではありますね。例えば、肉を加工して顔につけて別人になるとか。クヌム神みたく。
とまあ、なんだかよくわからない出会いでしたが、おかげでTURBOの暗号の解読法を思いついたジャイロ。それによると、次の遺体は4thステージのゴール付近、カンザスシティ!同じことをDioもヒラめいていると考え、先を急ぎます!

 

 

…すると、見覚えのある道へ。肉もぶら下がっています。
なんてこった!道を間違え20分のロスです。ジャイロはパンツが道を間違うように誘導したのだと思い激昂!
「あいつ疫病神だ」「たかが600gの肉食っただけでこんな目にあうとは!」とまで言い切ります。いやいやいやいや、それはお前が悪いだろう!

ともかく来た道を戻り、つきあたりを左へ一回、もう一回つきあたりを左へ曲がり、で一本目の筋を右へ…

 

また肉です。

 

おかいしいな…。左→左→右と3回しか曲がっていないのに…なぜ最初の肉のところに戻るんだ?
地図に載っていない小道に入って(コンビニオーソンはありません)しまったかのよう。もう一度戻りますが、今度は一度しか曲がっていないのに同じ場所へ。まさに謎。

そこへ通りかかったのは先ほどのパンツ。
どうやらパンツも迷ってしまっている模様。ジャイロ&ジョニィは先ほどの件もあり、警戒しています。が、パンツの方はまんざらでもない様子。悪い人間じゃない、と判断しておりここは信用するので共同戦線を張ろう、と持ちかけてきました。これにジョニィはさっき自分の説得をちゃんと聞いてくれた(日頃周りは聞いてくれないヤツらばかりだから…)パンツを、彼は敵じゃあないと思う。とジャイロに進言。しかし、ジャイロ、

 

「ヤツにクソくらえっていってやりなジョニィ」

なんと悪口を人に言わせるこの男。

ジョニィも勿論反論。「君が自分で言えよ」

 

 

 

「くそくらえッ!バ――――カ!」

 

って、言うんかい!┌(`Д´)ノ
バ――――カ!が実にコミカルです。しかも続けざまに

 

「落ちてころべ!」

 

 

もう爆笑。

まるでコドモです。おまえ何歳だ、ジャイロ。冷静なジョニィとパンツがやたらとオトナに見える瞬間です。

ジャイロの駄々っ子ぶりによって決裂するかに見えたこの同盟。ここからオトナなパンツさんによって、思わぬ方向へまとまります。

「いっしょにいればうまい料理を食べさせてやる」

なんと食い物で懐柔。しかもこれに食いついたのはジャイロでなくなんとジョニィ!!!ローストビーフサンドイッチを目の当たりにしてヨダレを流すジャイロと、オニオンとタマゴも入っている贅沢ぶりに汗を流すジョニィ!

確かにコイツらはパンツの言う通り悪人ではありません!アホです!アホ2人です!!!

 

そうして食い物で繋がったパンツ&ジョニィ&ジャイロ。とりあえず、ボロ屋の住人に道を訊ねることにしました。すると、脇からガウチョ登場。レースの競争相手なので初見の場合は警戒するのが常だと思うのですが、「おまえらもか!」と声をかけてくれました。迷子同士は急に親近感が湧いてくるもの。会った途端に仲良しこよしです。そしてこの会ったばかりのガウチョさん、どうやらボロ屋の主人にえらくご立腹の様子。道を訊いてもオレを殺すしかない、などとわけわからん事を言われ続けぐるぐる回っていたようなのです。それでもうガマンならん!とばかりにぶっ殺しに行くガウチョさん。
すると家から、アゴヒゲをドクロの形に剃り込んだダンディ登場。まず一礼をし、「改めて…よろしくお願い申し上げます」とあいさつ。

 

うーん、ダンディ!

 

続けざまに紳士的な態度でガウチョさんを煽りまくるダンディ。当然ブチギレたガウチョさんと決闘です!命中精度の低い距離とはいえ、弾丸が身体をかすめる状況で狙いを澄まし、一発でガウチョの胸を捉えたダンディ。そのときの顔がニヒルです。うーん、ダンディ。その後、まだ生きていたガウチョをキッチリとトドめて終了。「感謝いたします」との言葉を残し、家の中へ戻っていきました。

このダンディが、迷路の果樹園を切り抜けるキー・パーソンであることは間違いなさそうです。
ダンディを整理すると、迷路の果樹園のボロ屋に住まう男で、道を尋ねると自分を殺すしかない、と言います。決闘となると、マジに怯えた心を持つ一方、飛び交う弾丸の中で冷静に狙いを澄ませる度胸をも持っている。印象からは、敵というよりも彼もまた何かに囚われた一人のような気がします。

 

お馴染みのジャイロ&ジョニィに、パンツとダンディ。そしてタイトル、「広い広い大草原の小さな墓標」。ハートにグッと来るものを感じつつ、4thステージは始まりましたッ! 

出典) 『STEEL BALL RUN』 荒木飛呂彦/ウルトラジャンプ・集英社

ブラボー…おお…ブラボー! 最初ブラボタンにしようと思ったけど、なんかやらしいからやめたんだぜ

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