2005UJ11月号SBR感想 『#7 ディエゴ・ブランドー④』

| 2005.10.19 (Wed) 12:00 AM | [SBR感想, [荒木IZM] | ←前■TOP■次→ |

そっとワタシに囁いて…!!!

T・U・R・B・O T・U・R・B・O!!(意味不明)

 

 

【本編】

「第二の遺体」を手に入れたDioさま。
それと同時に耳元でウィスパーする甲冑のごときヴィジョン。
解説ジョニィくんによると、自分の時と同じように次の遺体のありかを喋っているそうですよ。自分のスタンドヴィジョンとはだいぶ違うのですがスグに看破するあたり、流石SBRのエンポリオの面目躍如といったところか!

そして月明かりが眼球に反射され、Dioの腕に次の暗号が示されます。
なんだか2進数のような記号が見えますが、これはどうやって読むのでしょうか?僕にはさっぱり分かりませんが、そこはSBR界のエンポリオにお任せします!(←しつこい)

そのジョニィはDioから眼球を取り戻すべく、FF弾のようにタスクを射出!
しかしDioさまには集中して射出しても無駄無駄!シートから少しも腰を浮かすことなくタスクを防御!
しかしタスクを弾いたわけではなく、その防御したものとはジャイロの鉄球No.1,No.2!と、いうことは…!

 

 

うわああああああああッ!

 

そこには変わり果てた婚約者の姿がーーー!

ぎゅううう~と抱きしめるゥゥゥ~~ッ!

 

 

 

 

かつてないショックを受け絶叫するジョニィに、声をかける人物がひとりッ!


「おいジョニィ そこの君だ…君のことだジョニィ・ジョースター」

 

 

  

ポイ捨てはよくない

 

なんかナチュラルにバラしょってる人物が登場してきました。
「な…なんだどういう事だ!?誰なんだこいつは?」とジョニィは興奮気味です。その気品ある顔立ちから推測して、きっとジャイロの国においてきた本当の婚約者だとか何とかとカンチガイしたんでしょうか。過去のことは清算してきたって言ったのにッ!(妄想)


兎に角新キャラ登場です。
名前を『フェルディナンド』といいます。彼は騎士道精神に則って自己紹介をします。


そうだな…僕は堅苦しいのは苦手なんだ。僕のことは気さくに『フェルディナンド博士』と呼べ。(一部脚色)


胸元にバラが散りばめられていたとしても、彼はゴミのポイ捨てや所構わず吐き出されるタンツバに心を痛ませるなかなかの好人物。
彼の説明によると、事の経緯の全ては彼の能力によるもので、能力の名前は「スケアリー・モンスターズ」。遺体の影響ではなく、悪魔のてのひらを探索中に身につけた能力で、その内容は生物の恐竜化。その際リーダーを決めて、感染を拡げる能力を付加することが出来るというもの!
以前に想定した「第三者の能力」、そして「感染拡大の特徴」がズバリ当たっていましたァン!(珍しく)
熊の死体を甦らせたことを深読みしたせいでDioさま死亡説にたどり着いてしまいましたが、そこばっかりは間違っていましたね。Dioさまはリーダー的存在だったと!

そしてこのフェルディナンド博士、「大地を敬え!三つの『U』のひとつだろう!」とばかりに全然人の話を聞かないジョニィを叱咤。そうなんですよ、このジョニィって子はホント、人の話を聞かないんですよ。あれだけジャイロが「オレが1着!」て言ってるのに先着するしね。最初はジョニィがジャイロに振り回されていたんですが、最近は逆転気味。

 

人の話を聞かないジョニィとこれ以上会話をしてもしょうがないので、フェルディナンド博士はDioにジョニィの始末と遺体の回収を命令。

しかし!ここでジョニィ、機転を利かします!
自ら『左腕』を手放すことによって恐竜の感染が進行!だがそれがいい!
恐竜化で生えたシッポの跳躍力で一気に間合いを詰めて『眼球』の奪還を図ります!結果それは成功し、その足でフィアンセジャイロの元に駆け寄り、その恐竜化を無効化しようと試みますが、そういえば周囲は恐竜に囲まれていました。わりとアッサリ取り押さえられてしまい、恐竜化とDioの魔の手が迫る絶望の淵にいるジョニィを助けたのは、当然のようにジャイロ・ツェペリ!

 

偶然彼の方に転がっていったのか、はたまた引力が働いた結果なのか。

 

あの方の眼球の一つが、ジャイロの右目にガギガギガギギ グニッと収まると!

 

目の下にエウレカセブンのタルホさんのような模様を浮かび上がらせ、そして鉄球にも目が…!
この「なんでもアリ」な鉄球に、サーチ能力が附加されました!「なんつぅーかヤッベェーぜッ!スゲェー見えるッ!」って修学旅行で男子学生が女湯を覗いてるかのようなコメントですが、その探索能力たるや相当なもので、上空に停滞しての衛星的役割から、その振動で探知するソナー探査(ツェペリさんのくれたワイン~北風はバイキングをつくった~)まで!そしてその映像はジャイロ自慢の帽子のツバの裏に投影!まるでエピタフ!
その後の「まるで『波紋』」の一言には一層ビビリましたが、その能力はチューン・ナップどころじゃない。さしものジャイロも、これを「技術」と言い張るにはムリがあったようで、素直に能力と認めていました。
そしてこの新能力を活用して、フェルディナンドの顔面やら足首やらに鉄球を食らわせていきます!

余談ですが、荒木先生「人体が歪む描写とかが好き」って書いてあったけど、ほんとに好きなようですね(>▽<)ノ☆
最近多すぎる!追っ手のテロリストは殆んどが顔面に鉄球をめり込まされています!メシャアァッ!

 

ジャイロのチューンナップされた猛攻を喰らって激昂する博士ですが、最早ノリノリの二人を止めることはできません!

 

 

いくぜダメ押し!

 

タッグ攻撃によってこの後2コマに渡って吹っ飛ばされるフェルディナンド博士!
かろうじて命は取り留めているものの、そのダメージは能力解除を余儀なくされてしまいました。
…そう!ここでの能力解除!
このあと博士はクーガーに襲われてしまうのですが、このタイミングでの能力解除はヤツに時間の猶予を与えてしまっていたッ!

そう!あの!


Dioさまだッ!


彼はこの僅かな猶予の間にしっかり眼球の左目を手に入れ、そして能力を発現させて闇に消えていきました!
それは新能力というほどのものでもなく、相変わらずチョコラータのような髪とホワイトスネイクのような面持ちになっていく恐竜化なのですが、今までと違うのは頭部と肩に何かパーツらしきものが付いていたということ。それは眼球の精霊のヴィジョンの頭部と肩だったのですが、一部だったことを鑑みると、彼の能力はまだまだ未完成ということになりそうです。そしてそれはDioさまにジャイロが狙われるということに…!

ジョニィ:あのクソッタレDioとの三角関係… オレが恐怖するのは…そこだぜ

 

 

 

【あとがき】

今回、最後の方に描かれていたジャイロの横顔に惚れました。
ポスター化希望だ、ポスター化!
それもこの、カッケいいセリフ付きで!

「いくら『聖人の遺体』がスゲェからっていっても『聖人の力』が金儲けを教えてくれたり 女の子の喜ばせ方教えてくれたりはしねーんだからな 死刑の人間を無罪にしてくれたりもよ」

イカスぜ、ジャイロ~~~ ( ´Д゚)
Dioとかに言わせれば、ごく小さい時間の流れで生きるものの考え方をする、ってとこなんでしょうが、この目に見える限られた世界を大切にするジャイロの世界観というか、人間臭さがグッときますね!こういう人間賛歌がJOJOシリーズの醍醐味です!

そういえば、イケメンさまは着外ながら生存が確認され、黒鈴としてはほっとしておりますよ。 

出典) 『STEEL BALL RUN』 荒木飛呂彦/ウルトラジャンプ・集英社

ブラボー…おお…ブラボー! 最初ブラボタンにしようと思ったけど、なんかやらしいからやめたんだぜ

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