2005UJ09月号SBR感想 『#5 ディエゴ・ブランドー②』

| 2005.08.19 (Fri) 12:00 AM | [SBR感想, [荒木IZM] | ←前■TOP■次→ |

そうか、今月はSBRが表紙じゃないんだっけ!

スミマセン、いつものクセでジャイロ探してしまいました。

 

なんだー、SBRが表紙じゃないとなんだか物足りないなー

 

(ペラッ)

 

おッと中にはSBRのポスターがッ!!!

一旦「アレ?なんだよ」って思わせといてコレ!
ニヤリ!このUJ編集部、根っからの策士だぜ!

ポスターはというと、なんだかデザインが電車の中吊り広告みたいですが、コレはコレでいい感じですよ!

で、絵柄は先月事件になったあの体勢

 

この二人が夏をさらに熱くする―!!

 

ってドコを熱くしてんだホットホット!(そんな彼も新婚さん)ってカンジですよ!

さーそんなわけで今月もSBRが始まります!…35Pですけど。

 【本編】

 

今回、DioさまがDioさまであったことを示すモノは、ひとコマ目のジョニィのフキダシのみでございます!

つまり、このひとコマ目がなかったなら!
今月号から読み始めた人は「Dioって人間じゃないんだ」ってなっちゃうということですね!

まあ、どの時代でもDioさまは人間であることの方が少ないのですがね!

 

さて、すっかり人間でなくなったDioさま。

ウリィ!とか無駄無駄ァ!とか、貧弱貧弱ゥ!とか言うわけでもなく、
ウシャア!とかギャアアアース!とか、およそDioさまらしくない発言ばかり。

そのくせ、肉体(ボディ)には、かつての自己顕示欲を示すかのごとくDIODIODIODIODIODIODIO!

これで読者にも、この恐竜がDioさまだってことは大前提として認識されましたね!
だって書いてありますからね!

 

そしてこの恐竜Dioさまが猛然と襲い掛かってきます!

まずジャイロに尻尾での強烈な一撃!
水平方向にガケ下まで吹っ飛んでいくジャイロ。大丈夫なのかコレ!

続いて跳躍力を活かしてジョニィにも襲い掛かってくる恐竜Dio。
これに対し、ジョニィはタスクで応戦!

至近距離での不意打ちであった5発は命中しましたが、然したるダメージはなさそうな上、続く追撃は全て躱されてしまいます。




えええー!(´д` ;)

効かないんですか!?
前にも言いましたが、あのフィヒーンカッターが!?
ベンジャミン・ブンブーンをカッさばいた時の威力は一体ドコへ!?

こう考えたとき、僕はふと思いました!そう!



あの時は直だった!


そう、あの時は指から飛ばす飛び道具ではなく、指につけたまま切り裂いたのです。
やっぱ直は違うんですよ、きっと!



しかし恐るべきは、生物としてのポテンシャル。

半身不随のジョニィのピンチに、ガケ下に落ちたジャイロが戻ってきてすぐさまフォローするも、尽く躱される鉄球。
カンヅメの中に鉄球を隠してのテクニックプレーが命中しますが、これもダメージは今いちの模様。

手持ちの攻撃が全て通じないので残る手段はただひとつ!

 

逃げるんだよォ!ジョニィィーーッ!

 

とばかりに、スキをみて部屋を脱出したジャイロとジョニィ。


ドアを押さえながらDioの能力分析を開始します。

ジョニィはDioの能力をスタンド能力と決めつけます。
そして、Dioも追手のテロリストの一人だと推測。

それにはどうも些かの疑問を抱かずにはいられませんね。
だってあのDioさまですよ?
本場英国の天才ジョッキーですよ?
どうせ最後に勝つのはこのDioだ…のDioさまですよ?


いくらカネがもらえたり、大統領の命令だったとはいえ、あのDioさまが誰かの手先だなんて、そんなの想像できませんね。



一方ジャイロは「これは恐竜!」と叫び、Dioの能力は「恐竜」の能力と合体するとこだと判断します。




そしたら、ジョニィのヤツ、なんて言ったと思います?






「『キョーリュー』?キョーリューってなんだ?」




ですって。

そんなバカな、ですよね。

SBR開始直後から、砂漠に対する知識や騎兵隊が遭難した話、目がガラスになって死んでたとかカナリどうでもいい話に加え、果ては『チョヤッ』の特性まで知っていた、あの物知り博士 ジョニィ・ジョースターが、ですよ?
解りやすく言うと、「SBRのエンポリオ」とまで呼ばれた彼が!(←逆にわかりにくい



「キョーリューってなんだ?」



悪い冗談ですよねぇ。
ホラ、ジャイロも「知らねーのか?」って意外そう。

でも、そこはナイスガイ ジャイロ・ツェペリ。
解りやすくジョニィに教えてあげます。




「すげーでかい生物のことだ!アフリカ象よりでかい!」
「1838年にオーエンて学者が『恐竜(ダイナソー)』って言葉を創ってそう呼び始めた!」





細かい年代まで知っているジャイロ。
なんだ、恐竜オタクですか?

ともあれ、ジャイロがその博識ぶりを披露して教えてあげたっていうのにジョニィときたら




「こいつは象より小さいが」




揚げ足とりにきましたよ!
そりゃージャイロだって「うるせーな!」ってキレますよ!
自分が知らなかったからって、そりゃないんじゃないですかジョニィさん。


とかやっている間にドアが破られてしまいました。
動かずにいることでDioには見えないということが分かったので、二人じっとして動きません。

が、ニオイを頼りにすぐそばまで接近してくるDio。
これはすんでのところで見失ってくれたと思ったら、ジャイロの鉄球を追ってきました。

鉄球はジャイロ本体のところに戻ってきます。

この能力をDioは1stステージで見ている!とジョニィが言っているので、記憶や経験はそのままだということなのでしょうか。
そうするとかなりヤバい気がします。(でも、そうすると彼が襲ってくる理由がわかりませんね。)

そうこうするうちに、Dioを引き連れてジャイロの元まで戻ってきてしまった鉄球No.1(?No.2かな?)

「しまったあああああ」というジョニィのリアクションが、実に素晴らしい。

しかし鉄球がジャイロの身体に触れたその刹那、



(グシャアン)



ジャイロのフトモモぺったんこ。





ええええーーー!Σ(゚ロ゚ )!

もう何でもアリだよこの人!
きっと、『回転』ってつけたら何でも許されると思ってるに違いない!

その証拠にジョニィの身体も平たくしてしまいましたッ!


恐るべきは『回転』!回転の力は無限の力!
熊の死体がアロサウルスになったことなんて実に些細なこと!

そして「あの方」の遺体の場所も明らかにッ!
北斗七星とクルースの山の位置が分かったからって、何故北斗七星の沈む位置、あの丘に遺体があるのかさっぱりですが、とにかく判明。
北斗七星と北極星なんて、中学以来。
ちゃんと習ったとおり、北斗七星の5つ分先に北極星があって、なんとも懐かしいカンジ。

というわけで、3rdステージは早くも最終局面!?
3つめの遺体を回収に向かいます!

 

 

[Dinosaur能力分析]


ここで能力の整理をひとつ。

このDioの能力は、恐竜と合体して、その身体能力を得ること。(ジャイロ談)


しかし、ここで疑問が浮かびます。
2体目の恐竜とDioさまである恐竜は、Dioさまのほうが模様といいトサカといい、オリジナル感が漂ってました。
コレは如何にも本体ぽくはあるんです。


が、見る限り本体のDioさまもこの能力を制御しきれていない様子。

これはDioさまらしくありません。イケてません。


しかも急に何故恐竜!?化石とかはあるけど、Dioさまとあまり関係なさげ。

何の脈絡もなく、またDioさまらしくないことも重なって違和感が感じられます。

 

ここで考えられること。

まず、能力自体への疑問。
能力の本質は、果たして本当に恐竜絡みなのか。
僕の考えから言うと、アンダーワールドとリンプビズキットを足して2で割った能力ではないか?ということ。

つまり、大地の記憶、ここでは化石限定としますがそれを読み取り、その能力を生物に写す能力ではと思うのです、


そしてもう一つ。

コッチの方が肝心なのですが、この能力は本当にDioさまの能力なのか?ということ。

本体に作用するスタンド能力というものは、極稀(というか、本来本体には影響しないことが多い)だということ。
(仗助も自分だけは治せませんでしたし、ザ・ワールドも時間停止は自分にだけは影響しないと考えられます)

にもかかわらず、今回のDioさまは本体ごとまるっきりの変貌を遂げています。
これは、自分の能力というよりも、第三の能力者がDioさまにスタンド効果を加えた、とも考えられるのです。
しかも2体目の熊は、Dioさまが触れてから変貌しました。
これはグリーン・ディに見られた、射程距離を拡げていく効果に似ています。

しかしここでさらに気になってくるのは、リンプ・ビズキットとグリーン・ディに例えてしまった、ということは…!



スタンド効果を与えられるのは死体限定という可能性です。

熊も既に死んでいたものが、恐竜に変化しました。



ここでよく思い出してください。

Dioさまはトゲトゲの化石地帯で落馬負傷、それも血とか結構ドクドク出てました。

ここから連想させることは……………!

 

 

 

 

 

え、Dioさまって、もう死んでる?Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)

 

 

そんなことだけは避けて欲しいと願いますが、これからスタンド能力が発現してしまったDioさまをどう絡めていくかを考えると、ここで一応の決着を着けておかないといけないのかな、とも思ってしまいます。

ジョニィに「Dioを倒さなくてはいけないッ」と宣言されてしまっているので、どっちにしてもDioさまは3rdステージ限りが濃厚ですねェ。むむぅ。

出典) 『STEEL BALL RUN』 荒木飛呂彦/ウルトラジャンプ・集英社

ブラボー…おお…ブラボー! 最初ブラボタンにしようと思ったけど、なんかやらしいからやめたんだぜ

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