2005UJ05月号SBR感想 『#1 大統領命令 「死体をさがせ」』

| 2005.04.19 (Tue) 12:09 AM | [SBR感想, [荒木IZM] | ←前■TOP■次→ |

今月号からSBRが本格始動ですッ!

それを記念してか、なんと「STEEL BALL RUN」のロゴの下にちっちゃく

ジョジョの奇妙な冒険Part7の文字が!

小さな感動が沸き起こると同時に、
「ああ、ジョジョも7部まで来たんだなァ」とつい追懐などしてしまいますね!

思い返せばさまざまなことがありました。

一度ジャンプを打ち切りになり
そして私たちの声を背に復活を遂げて
新展開のSBR連載開始。
毎週31Pもの大容量で私たちをハラハラドキドキさせてくれた半面、
身を焦がしながら一日千秋の想いで待ち焦がれた長い休載期間。
そして舞台はUJへ。

本当に色々ありましたが、なんかもー連載されてることを素直に喜びます!

記念すべき本格始動第一回目はなんと脅威の65P!!!
WJの定量でいうと、3週分強!
(まあ週刊で31Pを掲載していた方がどうかしてましたが)
それを一挙放出ですよ!
描きためても安っぽくみられないようにする秘訣でしょうかッ!?
それにしても、気前が良すぎますね~!
それでは月刊誌で言っても2ヶ月分のお話を楽しむことにしましょうッ!!!

【本編】

なんと怒涛の新展開!

60億と国家の威信を賭けて争うはずだった大陸横断レースは
「アリマタヤのヨセフの地図」というオー・パーツに示された
歴史上いかなる権力よりもどんな財宝よりも人類が待ち望んでいた「死体」をゲットするレースに変貌を遂げてしまいました!

SBRレースはモニュメント・バレーまであと25kmの地点。
疾走するは我らがジャイロと官房長官・ジョニィ。
その背後に迫る影がッ!

「ジョニィ~~~~」
「ドーピングじゃあねェーかァ~うしろの野郎ォォ~」
「ゴールまで25km!こんなところで仕掛けてくるなんて
よほどのテクニックかドーピング疑惑だぜ」
「いやそーに決まってるッ!」
そーを決めつけてやるッ
「なんだっけ?うしろのヤツの名前!?」

 

 

あのシュトロハイムだァーーーーーッ!!!

 

 

もう私たちはこの名前を聞いただけで

誇り高きドイツ軍人
キチッと刈り込まれた頭髪

そして
ナチスの科学力は世界一ィィィ!

 

というキャラに違いない!と連想するのです!
シュトロハイムの手がアップになれば!
それはもう間違いなく変形するんですッ!

そしたら案の定ですよッ!

ロッカチュゴ男爵の自動車がスグに燃料切れになってしまうこの時代に!
その手は機銃、その目はスコープ!
描写はなくてもナチスの科学力しか考えられません!
たとえナチスにそんな科学力がなくとも、それはナチスの手によるものであり
そしてその科学力は世界最高水準なのです!

それに対してジャイロ
鉄球の回転で皮膚を硬質化!!!
コレって、当たる面積を最小にして波紋ガードじゃねえの!?

もはや何でもアリですよこの回転!
そんな主人公特権にもかかわらず、なんか苦労してやってる感があるので許せちゃう感じですね!
ぶっちゃけ、ジョニィの爪の回転のほうが安易にやってる感がありますよ。

ジャイロが新技、回転の力を伝播させて無数の球状の岩を弾き飛ばして
F・V・シュトロハイム撃破!

 

 

バ…バカな…あっけなさ過ぎる…!

 

どうも過去にジョジョで登場してきたキャラは引き立て役というポジションのようですね~。
DIOさまを除いて!
ウルムド・アヴドゥルもそうでしたし。
この分じゃあノリスケ・ヒガシカタも期待できませんか。。。

 

シュトロハイムもまた、ジャイロを追ってきたテロリストでした。
その苛烈さから、ジョニィは後ろに蠢く大きな力を感じずにいられません。
ジャイロ、ここでお決まりの、冷たい態度です。

「なにかヤバイとおたくがそう思うならオレと別行動するといいぜ」

そんな気はさらさらないクセに!
素直じゃないねぇ~

「なんだああああああ」
「ジャ…ジャイロォォ 待てッ」
「待ってくれェェェーッ!」


ジョニィはこんなに素直なのにね!?

「おい…なんなんだよ?」
「大声でオレを呼んどいて…それで無視して地面とお話か?」


スネちゃいましたジャイロ。
呼んでくれて嬉しかったのに、無視されちゃったらツラいよね?

「どこかケガでもしたのか?」

でもこんな優しい一面にジョニィは友情以上のものを感じてしまうのでしょう。

 

まあなんか脱線しましたが、ジョニィの身体から出てきた物。
それは間違いなく合衆国大統領や他の追跡者が求めるものなのでしょう。

”「アリマタヤのヨセフ」のエピソード”
”死体”
”ネアポリス王国が教皇領の軍事的警備を役割としていたこと”
”死体に穿たれた鋲の痕”

これらのことから察するに
彼らの追い求める「死体」とは十中八九「イエス・キリスト」のものであるのでしょう。
(磔の鋲は本来は掌じゃあなく手首に打たれたのですが)

 

そしてそれを追う一派が明らかに。
なんと合衆国大統領閣下。
なんかスゲーまきまきしてて、プレジデントの風格ではないのですが
(むしろ背後にいるヒゲカールの方が威厳ある…)
ともかくコイツがボスで、主催者スティーブン・スティール氏も一枚かまされておりました。
しかしこの大統領、「悪魔の手のひら」のことも知っておりました。
悪魔の手のひらを通過した277名がスタンド使いになっている可能性も否定できません。
が、閣下直属の部下、しかもスタンド使いを思しき人影が!
コイツは物質を消したり出現させたりできるようです。
エニグマみたいですが、攻撃性が追加されている模様ですね。
ぶっちゃけ屋根に上ってる影を見られたのはマヌケ以外の何者でもないんですがね。

 

そして場面はジャイロ一行。

 

ザパラッザパラッ

 

 

長閑っつーか、長閑です。

「『オペラ』ってよォー見たことあっか?おたく」
「オペラ」

「オペラ?音楽の?セリフを言えば済むのに
なぜかイキナリ歌い出して状況を説明するあの演劇の事か?」
「…ないけど なぜ そんなことを聞く?」

(バカッ!ジャイロはジョニィとお話がしたいんだよ!黙って聞いてやれよジョニィ!)

 

「素朴な疑問…」
「オペラを見るから『オペラグラス』っていうんだよな?」
「でもあれよォー舞台で歌ってるヤツらさあ 体重120kgとか150kg超とかゆー巨体じゃん」
「なんでオペラグラス使ってそいつら見るわけ?」
「いらないじゃん」
「でかいんだから」


「ハデーな舞台衣装のボタンアップにして
はじけ飛びそーだなぁーとか見るわけ?」

「でも てゆーか!」
「みな同じ体型だからアップで見ないとキャラ見分けつかないとかァー?」

「ニョホハホハハハッ」
「ジョニィ!オメーゆーじゃん!」

てゆーか、とか言ってます。
メッチャ仲良しです。
もうお幸せに!って感じです。

 

そんな仲むつまじい会話がなされている最中、
チャチャを入れるように新手のスタンド使いの来襲!

一瞬の閃光の後、馬具を残して消えたジャイロ。

 

 

ザパラッザパラッ

 

 

先ほどと同じ蹄の音が、突然の出来事を物語ります。

必死にジャイロを探し回るジョニィですが、
目を放した隙にジャイロの愛馬・ヴァルキリーまでもが鞍と蹄鉄を残して消失。

とりあえず銃を取り出して水筒を撃つジョニィ。
とかくジョジョでは水筒は絶好のターゲットです。
サンのときも、ンドゥールのとき(穴開いてないか)もそうでした。

そうこうしているうちに上空から攻撃を受けるジョニィ。
しかしここはフフィーンカッターで応戦!
どうにか追撃を逃れます。

 

 

ここで今月号は終了。
一体敵の攻撃方法はどういったものなのか!?
ジャイロは無事なのか?
ジョニィの孤軍奮闘ぶりが期待されます!

 

来月号はまたSBRが表紙を飾るようです!
WJではなかなかなかっただけに嬉しさもひとしおですねッ!

出典) 『STEEL BALL RUN』 荒木飛呂彦/ウルトラジャンプ・集英社

ブラボー…おお…ブラボー! 最初ブラボタンにしようと思ったけど、なんかやらしいからやめたんだぜ

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